2021.5.3 05:02

無観客大阪ダービーはドロー C大阪、中島弾も逃げ切れず…豊川は先制機フイ

無観客大阪ダービーはドロー C大阪、中島弾も逃げ切れず…豊川は先制機フイ

前半45分、C大阪はPKを獲得も、豊川のシュートは左ポストに阻まれた(撮影・甘利慈)

前半45分、C大阪はPKを獲得も、豊川のシュートは左ポストに阻まれた(撮影・甘利慈)【拡大】

 明治安田J1第12節第2日(2日、ヤンマースタジアム長居ほか)C大阪とG大阪の大阪ダービーが行われ、1-1の引き分けに終わった。C大阪は後半29分に途中出場のMF中島元彦(22)が右足で先制点をあげるも、G大阪のFWパトリック(33)にPKを決められ勝ち切れず。試合は緊急事態宣言の発令を受けて無観客で実施され、C大阪は順位を6位とした。

 無観客のスタジアムには、選手たちのため息と悔しい叫びだけがこだました。肩を落とし、言葉少なにピッチを後にする。大阪ダービーは昨季から2試合続けての引き分け。先制弾のMF中島が無念さを口にした。

 「試合前からスタッフの方も頑張ってくれて、サポーターに呼びかけたりもしてくれた。それだけに勝ちたかったけど、勝てなくて悔しいです」

 PKが明暗を分けた。前半45分にC大阪がPKを獲得。しかしFW豊川のシュートは左ポストをたたき、先制を逃した。後半29分に中島のゴールで先制するが、その7分後にペナルティーエリア内のハンドでPKを献上。FWパトリックに沈められ、痛み分けのドローに持ち込まれた。

 新型コロナウイルスの感染者が連日1000人を超える大阪府には、4月25日に緊急事態宣言が発令。すでに約5000人分のチケットが完売していたこのカードも無観客開催になった。予定されていたパブリックビューイングも見送られた。

 クラブは企画チケットの売り上げの一部からポンチョなどを使い、バックスタンド約1万席をピンクに染めて「OSAKA」の文字を浮かび上がらせた。中島は「人がたくさん入っている雰囲気を作ってくれた。やりやすかったです」と感謝。なんとか開催されたリーグ戦41回目の大阪ダービー。それだけに勝利をつかみたかった。

 クルピ監督は「攻撃の部分で、もっともっといいものが出せるチームだと思う」と選手たちを鼓舞した。FW大久保は筋肉系のトラブルで途中交代したが、DFチアゴら新戦力がデビューし、MF坂元もけがから復帰するなど戦力は整ってきている。連係を成熟させ、6位からさらなる浮上を目指す。(邨田直人)

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