2021.4.13 19:07

【サッカーコラム】“多摩川クラシコ”で久しぶりに感じたスタジアムの臨場感

【サッカーコラム】

“多摩川クラシコ”で久しぶりに感じたスタジアムの臨場感

特集:
No Ball, No Life
来場者数を示すスクリーン=味の素スタジアム(撮影・蔵賢斗)

来場者数を示すスクリーン=味の素スタジアム(撮影・蔵賢斗)【拡大】

その他の写真(1/3枚)

 【No Ball、No Life】11日に味の素スタジアムで行われた、FC東京-川崎の一戦。多摩川を隔てたライバル同士が戦う“多摩川クラシコ”は4-2で川崎に軍配が上がった。

 2得点の活躍を見せた川崎のFW家長は「これだけのお客さんが入ってくれて、ありがたい」。昨季の新型コロナウイルスによる中断以降の味スタでは最多となる1万7615人が詰めかけたことにアウェーチームの選手ながら感謝を述べた。

 この試合では、スタジアムでの感染対策の効果を確認する調査をJリーグが委託業者と連携して実施。そのため、コロナ禍で現在、1万人の観客上限が2万人に倍増されたなかで行われた。アウェー側も含めてスタジアムは2階席にも多くのファンが詰めかけ、好プレーや得点に思わずあがる歓声、川崎サポーターが奏でる一体感のある手拍子からは、久しぶりにコロナ禍で忘れていたスタジアムならではの臨場感が思い出され、鳥肌が立った。

 「1点取られたときに、FC東京のサポーターがわいていて、嫌な流れになるかなと思った。久しぶりにお客さんが入っている感覚を思い出しました」と家長。ピッチで戦う選手たちも感情は同じだったようだ。

 12日からは東京でも『まん延防止等重点措置』が適応。コロナウイルスとの戦いは一進一退の攻防が続いている。そんななかで少しでも早く観客上限が引き上げられ、コロナ禍前のようにサポーターが肩を組みチャントを歌い、思わずではなく、堂々と歓声を上げることができる日が来てほしい。11日の味スタは、改めてそう思わせる雰囲気だった。(山下幸志朗)

試合結果へ試合日程へ勝敗表へ