2021.3.4 05:02

J1名古屋戦中止 G大阪、試合当日にまさか…5人コロナ陽性

J1名古屋戦中止 G大阪、試合当日にまさか…5人コロナ陽性

選手らの新型コロナウイルス陽性判定を受け、試合が中止となったことを知らせる豊田スタジアムの張り紙

選手らの新型コロナウイルス陽性判定を受け、試合が中止となったことを知らせる豊田スタジアムの張り紙【拡大】

 「明治安田生命Jリーグ」は3日、愛知・豊田スタジアムで同日午後7時から予定していたJ1の名古屋-G大阪が中止となった。G大阪のトップチームの選手4人とスタッフ1人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたため。Jリーグ公式戦がコロナで開催できなかったのは今季初めて。代替日は今後決定される。

 開幕を迎えたばかりのJリーグ。7年ぶりのリーグ制覇を目指すG大阪を、コロナ禍が襲った。

 陽性判定を受けた5人のうち1人は2日朝から発熱があり、練習に参加せずPCR検査を受け、陽性が確認された。チームは2日午後に2台のバスで名古屋市内のホテルへ。移動先でPCR検査を実施し、選手2人、スタッフ1人が陽性判定を受けた。遠征に帯同していない選手1人の陽性も確認された。

 5人以外に、Jリーグ独自の基準で濃厚接触疑いとする選手1人、スタッフ1人が見つかり、チームから隔離。感染の情報は3日午後4時過ぎに発表され、その後名古屋戦の中止が決定された。

 オンラインで取材に応じたG大阪・小野忠史社長は「Jリーグや名古屋と何度も連携をとり、開催する可能性もあった。最終的には安心、安全を最優先して(中止を)お願いさせていただいた」と説明。感染した選手らについては「行動履歴によると、外部との食事などは行っていないと確認している」と、リーグのガイドラインからの逸脱はなかったとした。クラブでは3日にクラブハウスの消毒を実施。4日には選手、スタッフやユースチームなど約220人にPCR検査を行う。その結果を受け、保健所の指導に基づいて今後の活動を決定する。

 代替日の決定は難航が見込まれる。アジア・チャンピオンズリーグに出場するG大阪は今季、勝ち進めば最大で60試合を超える過密日程。今季は代替日を調整できない場合は「みなし開催」として扱い、中止の原因になったチームが0-3の敗戦となる。代替試合は東京五輪期間中でも開催の可能性がある。