2020.11.19 07:30

【本田泰人のハードマーク】世界との差は全然埋まっていない

【本田泰人のハードマーク】

世界との差は全然埋まっていない

日本-メキシコ 後半、うつむく森保監督=グラーツ(共同)

日本-メキシコ 後半、うつむく森保監督=グラーツ(共同)【拡大】

 試合巧者のメキシコにまんまとやられた。世界との差は全然、埋まっていない。前半はトップ下の鎌田が自由に動き、相手の間でボールを受けて好機を作った。FW鈴木が2度の決定機のどちらかを決めていれば、展開は違っていたと思う。

 潮目が変わったのは後半から。メキシコはMFアルバレスを投入し、鎌田をマークさせた。思うようにパスを回せなくなった鎌田は、フリーランニングをしたり、相手ゴールに近い位置で受けたり、動きに変化をつけて打開するべきだった。

 それはチーム全体にも言えること。前半がよかったので、後半も同じようにやればいいと思ったのかもしれない。ただ後半はメキシコが意図的にボールを持つ時間を増やし、主導権を握った。日本は割り切って自陣に引いて守備ブロックを作り、カウンターを狙う手もあった。そこはDF吉田らがピッチで判断して動いてもよかった。

 森保監督は後半12分にMF柴崎に代え、ボール奪取が持ち味のMF橋本をボランチに投入。しかし、正確にパスを出せる選手がいなくなり、奪っても相手ゴールから遠い位置で再びボールを失う場面が増えた。交代が裏目に出てしまった。(本紙専属評論家)

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