2020.9.15 07:30

相手殴り退場のネイマール「バカみたいなことをしてしまった。でも…」反省も人種差別への怒り示す

相手殴り退場のネイマール「バカみたいなことをしてしまった。でも…」反省も人種差別への怒り示す

 パリサンジェルマン(PSG)のネイマールは、マルセイユ戦でレッドカードを受けた自身の振る舞いを反省した一方で、人種差別に対して嫌悪感をあらわにした。

 13日に行われたPSGとマルセイユの“ル・クラスィク”は大荒れの展開に。マルセイユが1点リードで迎えた試合終了間際に両チームの選手が入り乱れ、ネイマールをはじめとした複数の選手が退場を命じられるなど、イエローカード14枚、レッドカード5枚が提示される一戦となった。

 乱闘中にアルバロ・ゴンザレスの後頭部を殴り、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によりレッドカードを提示されたネイマールは、試合後に『Twitter』で「唯一の後悔は、あのクソ野郎の顔を殴らなかったこと」と怒りが収まらない様子で不満をあらわにしていた。

 そして翌14日、ネイマールは声明の中で「昨日、僕は反発した。僕に攻撃した相手を殴ろうとしたから、僕はレッドカードで罰された。試合を裁く彼らが何もしないと感じたから、何もしないまま終わらせることはできないと思っていた。いつだったフットボールで答えを示したい。でも事実、そのようにはできなかった。でも、僕は反発した…」と綴り、人種差別に対しての考えを続けた。

 「罵り合いや暴言はこのスポーツの一部だ。このようなことに愛着が沸くわけはないけど、あの男を含め試合の一部と理解している。でも、人種差別を我慢することなんてできない。僕は黒人で、黒人の息子、黒人の孫、黒人のひ孫だ。このことに誇りを持っているし、他人と違うなんて考えていない」

 「人種差別を無視すべきだったのか?まだ僕には答えが見つからない…。でも今日冷静になって、僕はイエスと言う。ただ、チームメイトや僕はレフェリーに助けを求めたけど、無視された。でも、僕はクリーンなフットボールの道を進むべきだったから、この罰則を受け入れる。そして、人種差別した人間にも同じように処分が下ることを願っている。人種差別は存在する。僕たちはこれを止めなければいけない。もう十分だ」

 「あの男はバカ野郎だ。僕もバカ野郎みたいな行動に出てしまった。でも、僕たちみんながすべての黒人とすべての白人が平等に扱われていないことをよく考える必要がある。肌の色を選ぶことなんてできない。でも、神様の前ではみんなが平等だ」(Goal.com)