2020.7.22 05:02

森保監督、五輪代表選出へ3つのチェックポイント「伸びしろ」「献身性」「個の強さ」

森保監督、五輪代表選出へ3つのチェックポイント「伸びしろ」「献身性」「個の強さ」

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 日本代表と原則24歳以下の東京五輪代表を兼任する森保一監督(51)が21日、オンライン取材に応じた。精力的にJリーグの視察を続けている指揮官は、あす23日で開幕まで1年を迎える東京五輪に向けた選手選考で重視するポイントに『伸びしろ』『献身性』『個の強さ』の3つを挙げた。

 膨大な選手の中からダイヤの原石を探す。6月27日のJリーグ再開以降、森保監督が視察したのは8試合。カテゴリーを問わず、試合のある日はほぼ現場へ足を運んできた。

 「これまでの見方にとらわれて、力を付けている選手を見落とすことがないようにしたい」

 週末には代表スタッフ総出で10試合以上をカバー。東京五輪の1年延期で、年齢制限が23歳以下から24歳以下となったことでチェックする選手は増えた。スタッフ会議では今までの倍以上の選手が挙がり、「めちゃくちゃ多い」と指揮官はうれしい悲鳴を上げた。

 森保監督の評価ポイントは3つ。まずは『伸びしろ』だ。「経験を積めばもっと成長するという可能性を見てほしいとスタッフには言っている」。MF安部、DF中村(ともにFC東京)やFW斉藤光(横浜FC)ら複数の新鋭がすでに指揮官のリストに入ったが、今後も伸びしろのある選手はどんどん加えていく。

 次は『献身性』。森保監督は「仲間のために走って戦えることを見せてほしい」。当面、五輪代表の活動の予定はないが、今季のJリーグは過密日程。同じくハードな日程の五輪本番で力を発揮できるタフさはリーグ戦から十分見抜ける。

 最後は『個の強さ』。かねて「それぞれのスペシャルな部分を発揮してほしい」と求めてきた森保監督。他にはない長所のある選手はこれからもチェックリストの上位に記載する。

 東京五輪開幕まで、23日で1年。「活動はしたいが、選手が自チームで活躍してくれれば代表の戦力になってくれる」と指揮官。招集して直接見極める場はなくとも、若手の成長に目を光らせる。(山下幸志朗)