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【ネクストスター候補(2)】FC東京・安部、五輪出場への思い「選ばれるには試合に出るしかない」/サッカー

【ネクストスター候補(2)】

FC東京・安部、五輪出場への思い「選ばれるには試合に出るしかない」/サッカー

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全体練習に参加する安部(FC東京提供)

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 今季明大からサッカーJ1・FC東京に加入したMF安部柊斗(しゅうと、22)。1年目ながらアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)3試合で先発出場するなど、めきめきと頭角を表しつつある。7月4日に迫るリーグ戦の再開や、1年延期となった地元・東京での五輪出場への思いを語った。(取材構成・山下幸志朗)

 与えられた1年の“ロスタイム”。FC東京のMF安部は地元開催の夢の舞台へ、7月4日から再開するリーグ戦で勝負をかける。

 「今年の夏開催されていたら、チャンスは少なかった。この延期をプラスにとらえていきたい」

 東京・日野市出身の22歳。通っていた幼稚園のクラブで年長からサッカーを始め、その後は杉野天草SS、FC東京U-15むさし、FC東京U-18と進む。明大では関東大学リーグで腕を磨き、2018年には全日本大学選抜に選出。19年にはベストイレブンに選ばれるなどの実績を残した。

 しかし、ここまで世代別の日本代表とは無縁だった。「(五輪を)ちゃんと意識し始めたのは大学4年の夏頃。権利があるなと思うようになった」。同じ大学リーグでしのぎを削った筑波大のMF三笘や順大のMF旗手(ともに現J1川崎)らが大学時代からU-23日本代表に選出されるのを見てきたが、自分にとっては代表はまだ遠い存在だった。

 プロ1年目の今季、リーグ戦開幕前に行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)3試合に先発した。「大学の時は(五輪を)イメージしかできていなかったけど、今年に入って“こういう選手が代表に入るんだ”というのが分かるようになった」。五輪代表とA代表の経験があるFW永井謙佑やDF室屋成、昨年A代表で一気にブレークしたMF橋本拳人ら先輩たちと一緒にプレーする中で、代表への道筋が見えるようになってきた。

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