2020.4.29 14:24

【サッカーコラム】各クラブの趣向を凝らした支援活動に協力してみては

【サッカーコラム】

各クラブの趣向を凝らした支援活動に協力してみては

特集:
No Ball, No Life

 【No Ball、 No Life】4月25日で新型コロナウイルスによるJリーグの中断発表から2カ月がたった。東日本大震災により中断した2011年よりも中断期間が長期化していくなか、各クラブは試合がない状況でも社会に貢献すべく、さまざまな取り組みに着手し始めている。

 例えば、試合開催時にスタジアムグルメを提供している飲食店への支援。湘南では、「さきめし」と題して飲食代の先払いシステムを10日から導入。試合延期と外出自粛で売り上げの落ち込む飲食店をサポートしている。記者も再開後に取材に行った際に食べるために購入してみたが、ネットから簡単に申し込むことができ、購入した際に発行される引換券の有効期限も半年と長めに取られていた。

 スポンサーやクラブとゆかりのある地域に貢献する動きもある。川崎ではクラブのホームページ上に「この難局を乗り越えよう」と題し、キャンプ地である宮崎県綾町などの特産品、川崎市内でテークアウトを行っている飲食店やスポンサー企業の商品などを紹介。実際に選手が商品を手に取った写真などとともに、申し込みサイトへのリンクを張り、宣伝に一役買っている。

 紹介した以外にもさまざまなクラブが趣向を凝らした取り組みを行っている。もちろん、クラブ、選手の一番の仕事は試合をすることだ。しかし、それがかなわないからこそ、各クラブが地域やスポンサーへ普段の恩返しができないかと試行錯誤している。

 外出自粛はまだまだ続きそうだ。サポーターの方々にはぜひ、普段はあまり訪れないであろう、応援しているチーム以外のホームページもめぐり、「いいな」と思ったものには協力してみてほしい。好きなサッカーを通じて社会貢献に協力、ときにはおいしい食べ物なども手に入るとあれば、充実した「おうち時間」が過ごせるに違いない。(山下幸志朗)