2020.4.7 05:02

アイルランドクラブ考案!世界を巡る“クラブ紹介パス”が横浜Mにも来た

アイルランドクラブ考案!世界を巡る“クラブ紹介パス”が横浜Mにも来た

ハッシュタグが日本に届くまで

ハッシュタグが日本に届くまで【拡大】

 新型コロナウイルスの影響で、Jリーグだけでなく欧州や南米でも公式戦が中断しているサッカー界。ツイッターでは3月末から「#FootballClubChallenge」というハッシュタグが世界中を駆け巡っている。

 このタグでは各クラブがエンブレム、スタジアム、ファン、選手の計4枚の写真を投稿し、自分たちを紹介。次に紹介してほしいクラブを指名するのも特徴で、例えば4月3日にメルボルン・シティ(オーストラリア)から横浜F・マリノスに届くまで、10カ国11クラブを経由した。横浜Mもマンチェスター・シティ(イングランド)などを指名。世界中に“パス”が回っている。

 初めてこのハッシュタグが投稿されたのは3月26日。アイルランド2部のクラブチーム、コーブ・ランブラーズからだった。マンチェスターU(イングランド)で主将を務めた元アイルランド代表MFロイ・キーンの出身でもあるこのクラブに、企画がみるみる拡散した現状を聞いてみると「世界中のクラブが自分たちのことを共有できるように、ちょっとした楽しみとしてこのハッシュタグを作りました。ここまで拡散するとは想像もしてなかったよ!」とメッセージをくれた。

 アイルランドでも、5日現在で約4600人が新型コロナウイルスに感染。3月開始のリーグは中断し、6月19日の再開を目指す。自宅から2キロ以上は外出禁止となり、クラブも活動停止。そんななか「少しでも退屈を紛らわせるために」とサッカー界へキラーパスを届けた。

 「ここにいる私たち全員が、日本の人々の幸せを願っています。サッカー界がひとつになるのを見るのは素晴らしい」

 再開までの待ち時間、知らないクラブをのぞいてみるのも一興だ。(邨田直人)

★コーブ・ランブラーズは

 コーブ・ランブラーズはこのコロナ禍でチーム活動が中止になるなか、選手の多くがバーチャルマラソンなどに参加し、高齢者を支援するチャリティー団体への募金活動を実施している。資金繰りの悪化も進んでおり「国際的なクラブ会員の増加や、ライブ配信を含むデジタルな資金調達の機会も検討中です」と明かした。