2020.3.26 19:54

東京五輪世代主将の中山雄太、年齢制限問題に「現在23歳の身としては…」

東京五輪世代主将の中山雄太、年齢制限問題に「現在23歳の身としては…」

特集:
中山雄太
中山雄太(2019年11月撮影)

中山雄太(2019年11月撮影)【拡大】

 東京五輪の開催が1年程度延期されることになった。年齢制限で出場資格を失う可能性が出てきたサッカー男子の日本代表候補、MF中山雄太(23)=ズウォレ=は25日、インスタグラムで「この問題がどうなるかという思いは、もちろん持っています」などとつづった。

 23歳以下の年齢制限が設けられている五輪の男子サッカー。東京五輪では1997年1月1日以降生まれに出場資格がある。開催が1年延びたら、この規定はどうなるのか。

 U-23(23歳以下)日本代表で主将を務める中山は97年2月16日生まれ。23歳以下の規定が維持されれば出場権を失うことになり、3人までしか認められない24歳以上のオーバーエージ(OA)枠を目指すしかない。

 東京大会の延期決定に「中止でないことが今この段階で知れたことは選手としては幸いであり、難しい決定を下して頂いた方々、それを可能にさせた皆さんに感謝申し上げます」と中山。「個人的に直面する問題は『オリンピックサッカー23歳以下の制限』がどうなるかです。来年開催とすると現在23歳の身としては、24歳と年齢はオーバーしてしまいます。この問題がどうなるかという思いは、もちろん持っています」と年齢制限問題に触れた。

 一方で「その反面ポジティブにも捉えられています」とも記し、「『チーム・個人としての準備期間が得られた』とも思っています。下を向きそうなこの状況に、自然と上を向いて生活できている自分はいます」とポジティブな要素を強調。

 最後は「皆さんの安全健康が一番です。サッカーに関わらず、僕達は皆さんに支えられています。そんな皆さんと集まり、素晴らしいフットボールを創り上げられる日が早く来ることを祈っています。世界規模のこの問題に対して全員が手を取り合い、笑顔溢れる日常へと協力し合いましょう」と結んだ。

★五輪のサッカー競技

 男子は1908年のロンドン大会から正式種目となり、32年のロサンゼルス大会を除いて全大会で実施されている。92年のバルセロナ大会からはサッカーW杯との差別化を図るため、原則23歳以下の年齢制限が設けられた。96年大会から正式種目となった女子には年齢制限がない。