2020.2.16 05:00

【J1かく戦う(6)】名古屋&広島

【J1かく戦う(6)】

名古屋&広島

★名古屋、18年得点王のジョー離脱 昨季9得点の前田に期待

 昨季は9月に残り8試合を残し、フィッカデンティ監督に交代。13位で辛くもJ1残留を決めた。風間前監督に引き続いて攻撃的なサッカーを目指し、攻めを担う選手を補強した。

 湘南から山崎、川崎からはタイトル獲得歴もある阿部を獲得した。俊足が魅力のマテウスや、相馬も期限付き移籍から戻ってきた。2018年のJ1得点王ながらも膝の負傷で離脱したジョーの穴埋めができるか。昨季9ゴールの前田にも期待がかかる。

 ただ、現状では攻撃のバリエーションが少なく、監督が目指す「縦に走る、前で奪いきるサッカー」も浸透しているとは言いがたい。サイドを守る守備陣にもけが人が多く、開幕からしばらくは不安要素の多い戦いを余儀なくされそうだ。

★広島、城福監督3季目!攻撃サッカーで上位狙う

 若手が台頭した昨季は6位。過密日程の中、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)でも決勝トーナメントに進んだ。3季目となる城福監督の下、より攻撃的なサッカーで上位を狙う。

 浮沈の鍵は得点力の向上にある。主力のMF稲垣が名古屋に移籍した穴を補うには昨季頭角を現し、今季は背番号10をつける22歳の森島や、松本泰らの奮起が必要だろう。新加入したブラジル出身MFエゼキエウは未知数ながら、1トップのレアンドロペレイラを引き立てる働きができれば攻撃は活性化する。

 昨季、リーグで2番目に少ない29失点の守備陣は健在。野上、荒木、佐々木の3バックはリーグ屈指の安定感を誇る。起用に応えてポジションをつかんだGK大迫も堅守を支える。