2020.2.15 07:58

バレンシア対アトレティコ…来季CL出場権を争う強豪同士の激突はドロー

バレンシア対アトレティコ…来季CL出場権を争う強豪同士の激突はドロー

バレンシア対アトレティコ…来季CL出場権を争う強豪同士の激突はドロー

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 14日のリーガ・エスパニョーラ第24節、メスタージャを舞台としたバレンシア対Aマドリードは2-2のドローで終了した。

 アトレティコが火曜にリバプール戦、バレンシアが水曜にアタランタ戦と、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦を控えるリーガの強豪同士が金曜開催試合で激突。目前のCLの試合も見据えなければならないが、財政的に来季CL出場権獲得も必須であるために、互いにとって絶対に負けられない一戦だ。

 満杯に近いメスタージャで、試合を優位に進めたのはアトレティコ。今季プレースタイル(ポゼッションか堅守速攻か)を見失っているかのようだったシメオネ監督のチームだが、この日は違った。歯がゆい構造的窮屈さではなく、守備の固い約束、気概、インテンシティー、相手のミスに乗じてゴールを決め切る執念と、シメオネがこれまで印として刻んでいたものを感じさせる、今季の中では一番吹っ切れたプレーを見せつけていく。

 アトレティコが先制点を決めたのは、15分のことだった。相手のクリアミスから、アンヘル・コレアがライン間でボールを持ち、右サイドのビトロにスルーパス。ビトロが折り返したボールをA・コレアが叩き、これはガブリエル・パウリスタに跳ね返されるが、こぼれ球をマルコス・ジョレンテが押し込んだ。先制したアトレティコはその後、規律立ち、インテンシティーも豊富に含んだコンパクトな4-4-2でバレンシアの攻撃を無効化。流れの中からは決定機を許さなかった。

 しかしながら40分、バレンシアは右CKの場面から同点に追いつく。パレホのクロスボールをファーでフリーとなっていたマキシ・ゴメスが中央に折り返し、ガブリエル・パウリスタがヘディングシュートでネットを揺らす。これでスコアはタイに戻ったものの、吹っ切れたようなアトレティコの勢いは止まらない。失点からわずか3分後、ピッチ中央でボールを受けたトーマスがペナルティーエリア手前までドリブルで進み、そこから右足を一閃。強烈な勢いのボールが枠内左に収まり、勝ち越して前半を終えた。

 後半はビハインドを負うバレンシアがボールを保持して攻撃を仕掛け、リードするアトレティコが堅守速攻で応戦。そして59分、バレンシアが再びセットプレーから得点を決めた。左サイドからのフリーキック、パレホがよく曲がる精度の高いクロスボールを再びペナルティーエリア内に送り込むと、コンドグビアがボールコントロールを逸しながらも偶発的にGKオブラクを破ることに成功した。

 その後は両チームとも決勝点を目指し、攻守が激しく入れ替わるよりオープンな展開となる。しかしバレンシアがガメイロ、アトレティコがモラタ(負傷明け)と、途中出場のフレッシュなストライカーたちはいずれも迎える決定機を決め切ることができない。試合は終了に近くに連れて、メスタージャの観客の強力な後押しも受けるバレンシアの優勢さが目立っていったが、結局さらなるゴールは生まれることなく、勝ち点1を分け合う結果となった。

 連勝ならなかったアトレティコは勝ち点40で4位に位置し、勝ち点39の5位セビリア、勝ち点37の7位Rソシエダードに順位を抜かれる可能性がある。2試合勝利のないバレンシアは勝ち点38で6位につけている。(Goal.com)