2019.12.19 14:15

神戸・フィンク監督が語る日本サッカーの長所と短所「戦術的によく訓練されているが…」

神戸・フィンク監督が語る日本サッカーの長所と短所「戦術的によく訓練されているが…」

神戸・フィンク監督が語る日本サッカーの長所と短所「戦術的によく訓練されているが…」

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 ヴィッセル神戸のトルステン・フィンク監督が、ドイツ『シュポルト・ビルト』のインタビューで日本サッカーについて語った。

 今季途中に神戸の監督に就任したフィンク監督。苦しんでいたチームを立て直し、最終的にJ1リーグ8位フィニッシュに導いた。さらに天皇杯でも準決勝に進んでおり、21日にファイナル進出をかけて清水エスパルスと対戦する。

 フィンク監督は天皇決勝進出を熱望しつつ、準決勝にも油断はないと話した。

 「間違いなく重要な試合。もし決勝へ行ければ、それは素晴らしい。オリンピックスタジアム(新国立競技場)のこけら落としだ。神戸にとっても、初めてのタイトルになる。来年は創立25周年だしね。だが、まずは清水との試合だ」

 ルーカス・ポドルスキやアンドレス・イニエスタを擁す中、記者から「本命なのでは?」と問われると、「名前だけが成功を保証するわけではない。ヨーロッパと同じだよ。(リーグ戦で)清水より8ポイント多かったから、紙の上では本命かもしれない。が、試合に確実な勝利なんてものはない」と答えている。

 また今季については、「8位という現状を正しく評価することが重要。6月に来たときは13位で、2人の監督が退任していた。状況を考慮すれば、8位は成功だと思う。だがらといって来シーズンも同じような形で終えたくない」と語り、来季の躍進を期待していると明かした。

 そして、日本サッカーに言及しつつ、スター選手と日本人選手の融合について、以下のように語っている。

 「(日本サッカーは)とてもプロフェッショナルだ。ペースは速く、選手は戦術的によく訓練されている。そしてほとんどのスタジアムが満員であり、試合にふさわしい環境を提供している」

 「誰もがお互いから学べると信じている。日本人は非常に規律があり、常に戦術を100%実行しようとする。欧州の選手は創造性をもたらすが、それは日本人に少し欠けている部分かもしれないね。だが最も重要なことは、全員が自分の仕事をこなすことだ。これは私にとっても、欧州の選手にとっても簡単ではない。1試合に5人以上外国人選手がプレーできないからだ」

 来シーズンについては「新しいチームを作るのではなく、持続可能な構造を作ること。スカウト部門を設置しており、来季はユース選手も入れていきたい」と話している。(Goal.com)