前半、攻め込む橋岡=釜山(共同)【拡大】
サッカーの東アジアE-1選手権が10日、韓国・釜山で開幕。3大会ぶりの優勝を目指す国際連盟(FIFA)ランク28位の日本は、同75位の中国と対戦した。試合を生中継したフジテレビでMCを務めたタレント、ジョン・カビラ(61)は、中国のラフプレーに憤慨した。
日本は前半29分にMF鈴木武蔵(25)=札幌=の代表初ゴールで先制。その直後の31分、右サイドのタッチライン際でロングパスを受けようとしたDF橋岡に対して、後方から走り込んできた中国DFチャン・チーペンが跳び上がって左足を伸ばした。この“飛び蹴り”を後頭部と首元付近に受けた橋岡はピッチに倒れ込み、苦悶の表情を浮かべた。中国DFにはイエローカードが提示された。
解説を務めた元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏(38)は、このプレーについて「足の裏ですし、レッド出ても全然おかしくありません」と指摘。カビラは「これはシャオリン・サッカーですよ。許されません、こういうプレーは」と声を荒げていた。
このプレーをめぐってはネット上でも話題になり、一時「カンフーサッカー」がトレンド入りした。