2019.12.8 09:12

久保建英、バルササポーターからの批判に「ライバルとして見ているということ」

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 7日のリーガ・エスパニョーラ第16節、マジョルカは敵地カンプ・ノウでのバルセロナ戦に2-5で敗れた。この試合で先発フル出場を果たした日本代表MF久保建英は、チームの大敗に悔しさを滲ませている。

 かつて下部組織に在籍したバルセロナの本拠地、カンプ・ノウの芝を踏んだ久保は、マジョルカの選手たちの中でも際立った存在感を発揮。18歳ながら物怖じすることなく、バルセロナの選手をもってしても一人では止めることが難しいドリブルを幾度も披露した。しかしバルセロナはFWリオネル・メッシが3得点、FWアントワーヌ・グリーズマンとFWルイス・スアレスが1得点ずつを決めて、マジョルカに地力の差を見せつけている。

 試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じた久保は、6分に決まったFWアントワーヌ・グリーズマンの先制点が、この試合の行方を左右したとの見解を示した。

 「僕たちには良い形で試合をスタートさせたという感覚がありました。ただ6分のことだったと思いますが、僕たちがゴールに近づいた直後、うまく後方に下がれずに速攻を決められてしまって、ミスもあって先制点を許してしまいました。そこから試合は困難なものになりましたね。彼らのような素晴らしいチームを相手にして、6分にゴールを決められてしまうと、やはり難しくなってしまいます」

 「先発フル出場について? 幸運にも、アディショナルタイム含めて90分間プレーすることができて、自分にできることはすべてしました。ただ、ここから何かを持ち帰るには不十分でしたね」

 カンプ・ノウの一部観客は、永遠のライバルであるRマドリードに移籍した久保に対して、容赦ないブーイングを浴びせていた。久保は自身の下したRマドリード移籍の決断が、ブーイングに「値する」ものと理解を示しながらも、その一方で自身が一人前の選手として扱われたという前向きな考えも口にしている。

 「ブーイングは観客の決断です。そしてそれは、自分が(Rマドリード移籍という)決断を下していたことを意味しています。彼らにはブーイングを浴びせる権利があって、自分はそれに値するということなんでしょう。ただ……僕に喝采を送ってくれる人たちもいて、それは自分の力になりました」

 「ブーイングに悲しくなったか? いえ。それは彼らが僕を良いプレーをするかどうか分からない18歳の若造として見ているのではなく、ライバルとして見ているということですから。そういった点では満足感があります」

 久保は最後に、マジョルカがいまだアウェーで勝利していないことについて意見を求められ、「かなり苦労していますが、次は直接的なライバルであるセルタとバライドス(セルタ本拠地)で戦います。そこで何かを手にできればいいですね」と、次戦に向けて意気込みを示している。(Goal.com)

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