パリ・サンジェルマン戦で競り合うマルセイユの酒井(右)=パリ(共同)【拡大】
サッカーのフランス1部リーグで27日、マルセイユの酒井宏樹はアウェーのパリ・サンジェルマン戦にフル出場した。チームは前半に4失点し、0-4で敗れた。
マルセイユの酒井は左サイドバックでプレーした前半だけで4失点した。定位置の右サイドに移った後半は効果的な攻め上がりも見せたが、既に大勢は決しており「試合にならなかった」と悔しさをにじませた。
パリ・サンジェルマンはイカルディとエムバペが2点ずつ決め、ネイマールを負傷で欠く影響を感じさせなかった。これまでも対戦している酒井は「ディマリアがボールを持ったときのエムバペのスプリントは本当にすごい」と改めて力の差を痛感。「ここでただ落ち込むか、何かを得るかでは全然違う。後者でありたいと思う」と自分に言い聞かせた。(共同)