【本田氏&小島氏 トークバトル】
日本-タジキスタン 後半、攻め込む久保建(17)=ドゥシャンベ(共同)【拡大】
カタールW杯アジア2次予選F組(15日、タジキスタン0-3日本、ドゥシャンベ)
小島 前半は相手のプレスが強くて手詰まり感があった。人工芝の影響があったのかもしれない。
本田 人工芝は言い訳にはできない。前半は守勢に回る場面も多かった。同24分の権田の好セーブがなかったら、どうなっていたか。
小島 あれは大きかった。そして、ペナルティーエリア内で決定的なシュートを4本ぐらい打たれたけど、そこが問題。最終予選だったら決められる。
本田 そうだね。自陣でパスミスから決定機を作られた。反省すべきところだ。1トップの鎌田が下がりすぎだったのも気になった。もう少し前線で我慢してポストプレーに徹してほしい。
小島 鎌田はチャンスを作ったし、いいプレーもあった。そして久保がようやく出場した。リズムを変えられる選手だ。
本田 短い時間だったけど、可能性を感じた。個人的にはもっと長い時間、出てほしかった。森保監督が“出し惜しみ”しているようにも感じた。
小島 中島が気になった。ドリブルで抜くことができない。途中出場の方がいいのかも。
本田 確かにそこは気になった。アウェーで3-0は合格点かもしれないが、課題も出た。最終予選に向けて一つ一つ克服してほしい。