2019.10.12 10:00

【釜本邦茂 レジェンドチェック】15点は取らないと…攻撃のバリエーション少ない

【釜本邦茂 レジェンドチェック】

15点は取らないと…攻撃のバリエーション少ない

 10日のW杯アジア2次予選。F組で国際連盟(FIFA)ランキング31位の日本は183位のモンゴルに6-0で大勝した。日本代表で歴代トップの国際Aマッチ通算75得点をマークし、日本協会副会長などを歴任した釜本邦茂氏(75)は「15点は取らないと」と苦言を呈し、攻撃のバリエーションの少なさを課題に挙げた。

 格下のモンゴル相手なら勝って当たり前。何点入るのか興味を持って見ていたが、6-0では不満だ。日本の高校選抜でも勝てるレベル。15点ぐらいは取らないと。

 1967年9月27日のメキシコ五輪予選のフィリピン戦。私は6ゴールを奪い、日本は15-0で大勝した。ゴールを増やすには、いろいろと方法があるんだ。

 例えばクロスから得点を狙うシーン。クロスを上げる側がタイミングを合わせるのか、それとも中でゴールを決める側が合わせるのか。モンゴル戦では意思疎通があいまいだった。漠然とクロスを上げても、確率は上がらない。ミドルシュートも少なかった。相手GKが弾いたボールにめざとく詰めて、押し込んだ得点は1点だけ。点を取るためのフォーメーション練習が足りないのかもしれない。

 MF久保やMF堂安は出番がなかった。格下相手に使うまでもなかったのだろう。代わりに右サイドでフル出場し、3アシストしたMF伊東は収穫だった。久保が出ていたらテレビの視聴率は上がったかもしれないけどね。 (1968年メキシコ五輪銅メダリストで得点王)

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