2019.9.18 22:55

3得点の起点になった神戸・サンペール「マークは厳しくなっているが…」/天皇杯

3得点の起点になった神戸・サンペール「マークは厳しくなっているが…」/天皇杯

 天皇杯全日本選手権第6日(18日、神戸3-2川崎、神戸ユ)天皇杯4回戦で神戸は川崎に3-2で勝利した。神戸MFセルジ・サンペール(24)は中盤の底のポジションで出場し、3得点全てに絡む活躍。自身のパフォーマンスに自信をにじませた。

 クリムゾンレッドの背番号6が、ピッチの中央で圧倒的な存在感を放った。正確な長短のパスを試合終了まで通し続けたサンペールは試合後、充実感をにじませた。

 「Jリーグでもスカウティングされてマークは厳しくなっているが、今は気持ちよくプレーできている」

 試合序盤こそ中央のマークに苦しんだが、川崎の選手交代でマークが外れると躍動した。前半38分、空いた中央右寄りのスペースに入ってDF西の足下へ落とし、MFの山口の先制点をおぜん立て。その10分後にも同じエリアから、FW小川の抜け出す速度を殺さないスルーパスでFW古橋の得点につなげた。後半にも小川の独走を呼び込むパスを供給し、3得点全てに絡んだ。

 守備でも出足の速さが目立った。FWのプレスと連動して積極的に前に行き、カウンターにつながる場面も。「適応の難しさはあったが、高いレベルでプレーできている自覚、自信がある」。加入当初には中盤の底で守備機会にさらされる場面も目立ったが、与えられた役割によってプレーの幅を広げ、Jリーグでも輝きを放つ。

 「チームとして成長できているから、自分もよくなっている。貢献できてなにより」と冷静な面も見せるが、リーグでは21節から6試合連続スタメン出場を果たし、一発勝負の天皇杯でもフル出場。いまやそのチームに欠かせない存在となりつつある。「プレー時間を重ねて、コンディション的にも精神的にもよくなった」と話すサンペールが、戦いの終盤に差し掛かった神戸を支える。

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