2019.9.17 14:44

【サッカーコラム】まだまだ続くカタールW杯アジア2次予選の苦しい道のり

【サッカーコラム】

まだまだ続くカタールW杯アジア2次予選の苦しい道のり

特集:
アジアカップ2019
No Ball, No Life
ミャンマー戦で指示を出す森保監督=トゥウンナスタジアム

ミャンマー戦で指示を出す森保監督=トゥウンナスタジアム【拡大】

 【No Ball、No Life】日本代表は10日の行われたミャンマー戦(ヤンゴン)に2-0で勝利。

 雨期で高温多湿、練習場は“田んぼ状態”で、さらには数匹の野犬がうろつく。そんななかコンディションを調整し、2022年カタールW杯アジア2次予選を白星発進を果たした。

 一難去って、また一難。10月には今予選2カ国目のアウェー、タジキスタン戦(15日、ドゥシャンベ)が待ち受ける。気象庁のサイトによると10月の平均気温は14・7度と東京の11月ごろの平均気温と同じくらいで暑さや湿度に悩まされることはなさそうだが、インフラに不安を抱える。

 8年前にはブラジルW杯アジア3次予選でタジキスタンと対戦。当時は水道水が混濁しており、在外公館が「シャワーや洗顔でも覚悟が必要」とするなど、選手はスタジアムでシャワーを浴びることができなかった。この遠征に同行した記者によると、ホテルでシャワーを浴びるときも水が口に入らないように注意するよう促され、多くの記者がペットボトル入りの飲料水を大量に持ち込んだという。

 近年はだいぶ状況が変わったそうだが、選手にベストで試合に臨んでもらうために最善を尽くす必要がある。森保監督もミャンマー戦から一夜明けた11日に経由地での合宿を示唆。8年前の対戦でもカタール・ドーハで事前合宿を組んでから公式練習に間に合うようにチャーター機で現地入りした。

 今回の事前合宿地は1月にアジア杯でも訪れたUAE(アラブ首長国連邦)・ドバイや、タジキスタンと気候が似ており、ドゥシャンベへの直行便もあるカザフスタンなどが候補に挙がっているという。ミャンマー戦に向けて日本を発つ前には「日本のように環境が整っているところは逆にまれ。その場に合わせて相手よりうまく乗り切っていきたい」と気を引き締めた森保監督。9月のミャンマー、10月のタジキスタン、11月のキルギスと毎月続くアウェーで、その対応力が問われる。(山下幸志朗)