2019.9.12 10:00

【釜本邦茂 レジェンドチェック】ミャンマー戦勝利も安心できない2-0…後半に追加点欲しかった

【釜本邦茂 レジェンドチェック】

ミャンマー戦勝利も安心できない2-0…後半に追加点欲しかった

ミャンマー戦でクロスを上げる酒井に、釜本氏から注文が飛んだ

ミャンマー戦でクロスを上げる酒井に、釜本氏から注文が飛んだ【拡大】

 10日のW杯カタール大会アジア2次予選F組初戦。国際連盟(FIFA)ランキング33位の日本は135位のミャンマーを敵地で2-0で下した。日本代表で歴代トップの国際Aマッチ通算75得点をマークし、日本協会副会長などを歴任した釜本邦茂氏(75)は追加点を奪えなかった攻撃陣に苦言。今後の戦いに向けて、シュート練習を求めた。

 前半の立ち上がりは非常によかった。前半16分にMF中島がサイドから中央へ切れ込む得意の形で先制ゴール。10分後にはMF南野が2点目をマークした。心配したピッチも、文句をいうほど悪くはなかった。思惑通りのゲームといえた。

 それ以降、1点も入らなかったのが問題。格下のミャンマーに2-0では物足りないね。PKを献上したり、ゴール前にボールを放り込まれたりしたら、1点差になって相手が息を吹き返す。やはり、息の根を止める3点目がほしかった。

 攻撃陣は、後半にあれだけシュートを打って無得点。「どこをめがけて打っているんだ」といわれても仕方ない。攻撃はあいかわらず地上戦ばかり。もう少し、いろいろな角度や質のボールを出してもらって、シュートを打つ練習をしないといけない。DF酒井のクロスはグラウンダーばかりだった。パスを出す方にも工夫が必要。結局、MF南野のゴールは頭で決めたもの。ああした場面を増やさないとね。

 格下が相手ならFW大迫やMF中島は2点、3点と重ねてほしい。(アジア諸国が参加した)1972年ムルデカ大会で私はスリランカから5ゴールを挙げた。計6試合で15得点(国際Bマッチ2試合を含む)。こういう固め打ちをしないと、私の通算75得点を抜くことはできないよ。 (1968年メキシコ五輪銅メダリストで得点王)

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