2019.8.24 18:17

古橋亨梧というキーマン。覚醒する24歳が激変する神戸で欠かせない存在に

古橋亨梧というキーマン。覚醒する24歳が激変する神戸で欠かせない存在に

古橋亨梧というキーマン。覚醒する24歳が激変する神戸で欠かせない存在に

古橋亨梧というキーマン。覚醒する24歳が激変する神戸で欠かせない存在に【拡大】

 フェルナンド・トーレスの現役ラストマッチで注目を浴びた一戦は、ヴィッセル神戸がサガン鳥栖を圧倒。6-1の大勝を収めた。そのなかでも一際輝きを放ったのはFW古橋亨梧だった。この日自身の2発を含めて4得点に絡むなど、圧巻のパフォーマンスを披露した。

 古橋は1点リードで迎えた20分に、田中順也のパスを受けると、相手のPKを誘発。アンドレス・イニエスタのPK弾につなげた。さらに22分、イニエスタが放ったワールドクラスのパスを受けた古橋がPAに切り込み、マイナス方向に折り返すとこれを田中が決めて3点目もお膳立てした。

 そして54分、カウンターから酒井高徳が左サイドを駆け上がり、アーリクロスを中に送る。これに反応したのは古橋。「相手が前掛かりになっていたので、どこかのチャンスで1本、2本来ると思っていた。その一本、二本で決め切れたので良かったと思います」と、足先で押し込み3試合連続ゴールをマークした。

 73分にもこの日2点目を獲得。神戸はその後山口のダメ押し弾も飛び出し、終わってみれば6-1の大勝を飾った。

 これで神戸は2連勝。とりわけ、鳥栖戦でもスピード溢れる古橋の裏への飛び出しが顕著に見られた。トルステン・フィンク監督が「上手く攻撃的なサッカーができていると思う。今のチームはこのシステムが気に入っているんじゃないかという印象」と話すように、古橋と田中の2トップがイニエスタの長短交えたパスの受け手となり、決定機は増加傾向にある。古橋も新たなスタイルに「手応えがある」と自信を見せる。

 加入早速2試合に出場し、鳥栖戦では古橋のゴールをアシストした酒井高徳も神戸のスピードスターに賛辞を送る。

 「どうしてもポゼッションだけになってしまうと、非常に苦しくなる。そこでしっかり裏のチョイスがチームとしてあるのが、6点を取れた一つの大きな要因。2点目のアンドレスのボールだったり、一発で裏を狙うというのは、チームとして一つのバリエーションになる。裏のチョイスは絶対に必要になってくるので、亨梧がしっかり狙っているのはチームとして非常に助かる」

 長らくドイツでプレーしてきた酒井からしても、古橋のスピードは魅力的だと感じているようで、「(古橋の)初速というか、最初の20メートルは本当に速い」と話し、「なかなか海外にはいない。やっぱりああいう特長が海外でも魅力的なのかなというふうには思う」と絶賛していた。

 ようやくフィンク色が出始めた神戸。鳥栖戦で負傷交代をしたイニエスタに離脱の可能性も出ているが、ここから上昇気流に乗って上位争いに食い込むことができるか。次節は31日にホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦する。(Goal.com)