2019.6.14 20:29(1/3ページ)

屈辱的な1年を経て…完全復活を目指す30歳香川真司のこれから

屈辱的な1年を経て…完全復活を目指す30歳香川真司のこれから

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香川真司
屈辱的な1年を経て…完全復活を目指す30歳香川真司のこれから

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 屈辱、悔しさ、苦難--。香川真司の今シーズンを振り返るとそんな言葉が出てくる。出場機会を求めて期限付き移籍したトルコでも定位置確保はならず。それでも3月に代表復帰を果たすなど、完全復活へ確かな一歩を刻んでいる。30歳の大台を迎えた日本代表MFが描くこれからとは。

 ■ドルトムントでは『構想外』。競争すらできなかった

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 「本当に現実を見た1年だった」

 ロシア・ワールドカップを終えてからの1年間。香川真司にとっての今シーズンは、数々の苦難を伴うものだった。

 「それはドルトムントに始まり、ベシクタシュに行ってもそう。すべて結果を残すことが簡単ではなかった」

 2018年の開幕からルシアン・ファーブル監督を新たに招へいし、スタートしたドルトムント。そのなかで香川の公式戦出場はわずか4試合。かつてドルトムントで2度、マイスターシャーレを掲げた香川にしてみれば、到底満足できる数字ではなかった。

 昨年末に帰国した際、香川はこんな本音を漏らしていた。

 「言えば『構想外』。競争したくてもできない状況が約1年続いたので非常に長かった。特にこの3カ月は、体は万全なのに競争に加わらせてもらえなかったし、戦力として考えられていなかった。それが非常に屈辱的で、悔しい気持ちを抱えながら暮らしていました」

 こうした逆境を跳ね返すべく、出場機会を求めてトルコのベシクタシュへ期限付き移籍。危機感を抱いていた香川にとっては、先のキャリアを見据えた挑戦だった。ベシクタシュでのデビュー戦は、途中出場ながら2ゴールを記録。この勢いのまま定位置確保をつかむと思われたが、シェノル・ギュネシュ監督は「香川は過去の負傷や試合不足でコンディションに問題がある」と判断。スタメン定着には至らなかった。

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