2019.6.12 05:02

【本田美登里 解説】攻撃に3人目の動きなし…組織としての約束ごとが必要

【本田美登里 解説】

攻撃に3人目の動きなし…組織としての約束ごとが必要

特集:
本田圭佑
格下相手にドロー発進。なでしこイレブンは落胆の色を隠せなかった (共同)

格下相手にドロー発進。なでしこイレブンは落胆の色を隠せなかった (共同)【拡大】

 サッカー・女子W杯フランス大会第4日(10日=日本時間11日、パリほか)痛い勝ち点1だった。引いた相手をどう崩すかというところで、コンビネーションのなさが一番気になった。ボールを持った選手がそれぞれ1人で何かをしようとするけれど、スペースがないし、前を向けない。ワンタッチパスをつないだり、ワンツーパスで崩せたらよかったが、3人目の動きや関わりがなかった。

 攻撃は選手のひらめきでやっていることが多い分、しわ寄せが来てしまった。個のレベルが高くない中で世界一を狙うなら、組織としての約束ごとがもっとあってもいい。得点を取るためのストーリー、立ち返る場所が必要だった。

 アルゼンチンは勝ち点1を取りに来て、ほとんど攻撃を仕掛けてこなかった。前半は百歩譲るとしても、ハーフタイムにシステムを3-4-3に変えたり、ボランチをもっと前に出したり、とオプションが欲しかった。自由とはいえ、そこも選手たちだけでやるのはかわいそう。高倉監督が示さないといけなかった。(元日本代表DF、なでしこリーグ1部・長野監督)

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