2019.5.17 21:14

川崎F、L・ダミアン2戦連発も連勝ストップ 名古屋は苦手克服ならず

川崎F、L・ダミアン2戦連発も連勝ストップ 名古屋は苦手克服ならず

川崎F、L・ダミアン2戦連発も連勝ストップ 名古屋は苦手克服ならず

川崎F、L・ダミアン2戦連発も連勝ストップ 名古屋は苦手克服ならず【拡大】

 明治安田生命J1リーグ第12節が17日に行われ、川崎フロンターレと名古屋グランパスが等々力陸上競技場で対戦した。

 ホームの川崎Fは現在7戦無敗の5連勝と、開幕の不調から完全に脱却。順位も4位まで浮上し、首位を走るFC東京との勝ち点差を5まで縮めた。超攻撃的両者が相まみえた今節、何と言っても負傷離脱していた38歳・中村憲剛が先発に復帰したのが最大のトピックだろう。4月5日の第6節・セレッソ大阪戦以来、約1カ月半ぶりに復帰した司令塔がトップ下の位置に入った。1トップを務めるは今季ここまで4ゴールの知念慶。前節負傷交代の小林悠はベンチ外に、レアンドロ・ダミアンはベンチスタートとなった。

 一方の名古屋も現在5戦無敗と好調。7勝2分2敗で2位につけており、風間八宏体制3年目で好守に完成度を増しつつある。王者・川崎F戦に臨むメンバーは前節の浦和レッズ戦から変更はなし。移籍後初ゴールを挙げたマテウス、豪快ボレーを決めたジョーが名を連ねた。

 両者の通算対戦成績は18勝5分5敗と川崎Fが勝ち越し中。名古屋が最後に勝利したのは2012年まで遡る。2013年以降は川崎Fが9勝1分と圧倒。川崎Fは“お得意様”とも言える名古屋からしっかりと3ポイントを奪取し、ACLへ弾みをつけたいところ。対する名古屋は、古巣対決となる風間監督の下、鬼門突破を目指す。

 試合は8分、敵陣中央でボールを受けた米本拓司が右足で強烈なミドルを放つ。枠を大きく外したが、序盤のせめぎ合いのなか、ファーストシュートを記録したのは名古屋だった。

 さらに名古屋は11分、左サイドでFKを得るとキッカーはガブリエル・シャビエル。左足ので送ったクロスにジョアン・シミッチが頭で合わせたが、これはゴール右に外れた。

 ホームの川崎Fは、ゆっくりとしたパス回しで好機を探りながら、中村が受けると一気にスイッチが入る。正確なスルーパスでチャンスを演出していくが、名古屋の集中した守備ブロックを中々崩すことができない。

 すると名古屋は前半終了間際、自陣からロングボールを送ると、ジョーが反応。ポストプレーに勝つと、落としを受けたマテウスが胸でコントロールして左足一閃。ミートしたドライブシュートがゴール右に突き刺さり、名古屋が先制点を手にした。前半はそのまま終了。好調同士の対決は前半、名古屋の1点リードで折り返した。

 川崎Fは後半開始直後、知念が2度強引にシュートに持ち込む。枠を外れたが、シュート数が少なかった前半を意識してか、フィニッシュへの意識が強くなる。

 名古屋も反撃に出る。48分、シャビエルのパスを受けた長谷川アーリアジャスールがキープして、スルーパスを送る。これに反応したジョーがシュートを決めたが、オフサイドの判定に。追加点獲得の絶好機を逃した。

 1点が欲しい川崎Fは55分に、田中碧を下げてレアンドロ・ダミアンを投入。さらに鬼木達監督は、阿部浩之に代えてドリブラーの齋藤学を送り出すなど、超攻撃的な布陣を敷く。対する名古屋は先制点のマテウスを下げて和泉竜司を投入。互いの指揮官が活発なベンチワークを見せる。

 川崎Fはその交代策が奏功する。69分、GKチョン・ソンリョンからのロングボールをL・ダミアンがポストプレーでボールを落とす。これを受けた長谷川は前線へ走り込むL・ダミアンへリターンパス。受けたL・ダミアンはドリブルで切り込んで右足シュートを放つと、これが決まり川崎Fが同点に追いついた。

 追いつかれた名古屋は78分、細かなパス回しから最後はジョーがシュートに持ち込んだが、惜しくも枠外に。同点に追いつき勢いに乗る川崎Fをけん制する。その川崎Fは79分に中村を下げて脇坂泰斗を投入する。一方の名古屋も宮原和也に代えて相馬勇紀を投入。

 名古屋は終盤にジョーが高さを生かして2度決定機を迎えたが、川崎Fが体を張って阻止。さらに川崎Fは、レアンドロ・ダミアンが足を負傷。交代枠を使い切ってしまっているため、足を引きずりながらプレー。最後まで互いに勝ち越し点を奪いに行ったが、最後まで追加点は生まれず。試合は1-1のまま終了。川崎Fは連勝が5でストップしたが、無敗継続。対する名古屋も連勝はならなかったが、無敗を6に伸ばしている。(Goal.com)

 ■試合結果

 川崎フロンターレ 1-1 名古屋グランパス

 ■得点者

 川崎F:レアンドロ・ダミアン(69分)

 名古屋:マテウス(45分)