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乾がアラベスを魅了した夜…本拠地の観客はスタンディングオベーション

乾がアラベスを魅了した夜…本拠地の観客はスタンディングオベーション

特集:
アジアカップ2019
乾貴士
乾がアラベスを魅了した夜…本拠地の観客はスタンディングオベーション

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 アラベスの98年の歴史において、初めてそのユニフォームに袖を通した日本人・乾貴士。彼は指揮官アベラルド・フェルナンデスが率いるチームにしっかりとはまった。いや、乾がその確かな能力ではめさせたと言い換えることもできるだろう。

 乾はアラベスで、この冬にアトレティック・クラブに出戻ったイバイ・ゴメスの代わりに右サイドハーフを務めることになる。左サイドハーフには、アベラルドにとってはアンタッチャブルな存在であるジョニーがいるからだ。

 実際、今回のレバンテ戦(リーガ第23節、2-0で勝利)で乾の基本ポジションは右サイドハーフだった。だが、これまで左サイドのみでプレーしてきたジョニーと頻繁にポジションを頻繁に交換するなど、乾を生かそうとする方策が立てられていたのだった。

 乾がその能力を示すのに、時間はほとんどかからなかった。左サイドはもちろんのこと、右サイドでも、だ。チームメートに正確なパスを出し、気迫あるドリブルからゴールを狙った。ポゼッションフットボールを実践するレアル・ベティスよりも、堅守速攻をベースとするアラベスの方が前方にスペースがあり、彼にとっては快適にプレーできるようだ。またベティスはシステムに選手をはめ込もうとするが、アラベスでは乾を生かそうとする試みがきっちり行われていた。

 後半の乾は、右サイドで大部分の時間を過ごした。1-0でリードしている状況でレバンテに攻め込まれる展開となったが、彼はエイバル時代のような見事なプレッシングを見せ、カウンターの急先鋒にもなった。61分にはペナルティーエリア内でシュートを放ったが、これはコースが甘く相手GKがセーブ。アラベス初ゴールはお預けとなった。

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