2019.1.22 16:00

【サッカーコラム】ルール変更はつきもの、カタールW杯アジア予選に向けて常に足を動かそうと自覚

【サッカーコラム】

ルール変更はつきもの、カタールW杯アジア予選に向けて常に足を動かそうと自覚

特集:
No Ball, No Life

 【No Ball、No Life】多くのスポーツで時代の変化とともにルールが変更されてきたが、それはサッカーも同じ。オフサイドの適用に関しては数度のマイナーチェンジが行われているし、GKも以前はキックによるバックパスをキャッチすることできた。また、キックオフ時に一度ボールを前方に出さなければならないルールも数年前に変更された。ひとつのファウルに三重罰を科せないルールなど、しっかりチェックしておかないと現場で「アレ?」と戸惑うことになる。

 サッカーのルールは国際サッカー評議会(IFAB)で定められるが、今年3月2日にスコットランドで第133回年次総会(AGM)が開催される。これに先立って昨年11月22日に第133回年次事務総会(ABM)が行われ、2019-20シーズンのルール変更に関して4つの議題があげられている。

(1)交代を告げられた選手はもっとも近いラインからピッチを出る。

(2)チームスタッフにも警告、退場のカードを提示する。

(3)ゴールキックはペナルティーエリア外に蹴り出さなくてもいい。

(4)ペナルティーエリア内の守備側のFKもペナルティーエリア外に蹴り出さなくてもいい。

 以上4つのルール変更に関して、ABMのメンバーは全会一致で支援する結論を出している。最終的に決定されるのはAGMの場になるが、流れ的に変更される可能性が高い。そうなると、6月1日以降に適用されることになり、日本代表を考えるとカタールW杯アジア予選などが新たなルールのもと開催される。

 ただ、今回の変更はあまり戸惑いや混乱はなさそうだ。交代選手はこれまでも自主的に近いラインから出ることがあったし、チームスタッフへの対応についても、カードの提示こそないもののこれまでも相応の行為があれば退席となっていた。

 ゴールキックやペナルティーエリア内の守備側のFKに関しても、一度ペナルティーエリア外に蹴り出さないといけないというルールが浸透しておらず、レフェリーがやり直しとする光景を何度も目にしてきた。こうした事情を考えると今回の変更は“緩和”であり、選手はよりプレイしやすくなるだろう。

 ビデオアシスタントレフェリーの導入はインパクトがあり、話題になりがちだ。同時進行で細かなルール変更についても話し合われており、足を止めてしまうと周りの進化についていけなくなる。取材者として、常に足を動かしていなければならないと感じている。飯塚健司(フリーランスライター)

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