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右足切断危機を乗り越えたカソルラ 毎分、毎秒を楽しむ“両利きの魔法使い”

右足切断危機を乗り越えたカソルラ 毎分、毎秒を楽しむ“両利きの魔法使い”

右足切断危機を乗り越えたカソルラ 毎分、毎秒を楽しむ“両利きの魔法使い”

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 闘うことを決してやめない。夢見ることを決してやめない--。

 バレンシアにあるリハビリテーション施設で、サンティ・カソルラは何度も、何度もそう頭の中で繰り返していた。

 その施設の責任者フアン・カルロス・エランスは、スペイン代表で働いた過去を持つ理学療法士で、カソルラが同チームでプレーしていた頃から信頼を置く人物だ。彼らはここまで、二人三脚で歩みながら、苦しみの先に光を見ることを目指してきた。だからこそ、先のRマドリード戦(リーガ第17節 2-2)でカソルラが2ゴールを決めたとき、エランスは涙を流すことになった。そう、カソルラは、“両利きの魔法使い”は、戻ってきたのだ。苦労と努力は、報われたのだった。

 ■歩くことができれば、それで満足すべきという深刻な状態

 2017年初頭、サンティ・カソルラがまだアーセナルでプレーしていたとき、右足首の負傷を目にしたイギリスの医師は白旗を上げた。カソルラはその医師から、自分の息子と庭を歩くことができるようになればそれで満足すべきと伝えられた。

 この地獄の始まりは、さらに4年前まで遡る。2013年9月、カソルラはスペイン代表として臨んだチリ代表との親善試合で負傷し、右足首の骨にひびが入った。この負傷は3年前に臨んだヘルニアの手術に比べれば深刻なものではないと思われた。が、その足首のケガをきっかけに、予期などしていなかった現役引退の可能性が生じることになったのだった。

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