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最大のインパクトは札幌 熾烈な残留争いと大物外国籍選手の影響力も/2018年J1総括

最大のインパクトは札幌 熾烈な残留争いと大物外国籍選手の影響力も/2018年J1総括

最大のインパクトは札幌。熾烈な残留争いと大物外国籍選手の影響力も/2018年J1総括

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 ■新戦力も台頭した川崎Fの強さ

 終わってみれば川崎フロンターレの強さが際立ったシーズンだった。

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)との並行戦を強いられたシーズン開幕当初は勝ち負けを繰り返し、一時は首位をひた走るサンフレッチェ広島に勝ち点13もの差をつけられた。しかし、ロシア・ワールドカップ中断明けからは本来の力強さを取り戻し、第23節に広島との直接対決をものにすると、完全に勢いに乗った。失速する広島をしり目に着実に勝ち点を積み重ね、第28節にV・ファーレン長崎を下して首位に浮上。そして迎えた第32節、セレッソ大阪に1-2と敗れたものの、広島も黒星を喫したため、2試合を残して連覇を成し遂げた。

 昨季の優勝メンバーをベースに、守田英正ら新戦力も台頭。持ち前の攻撃力だけでなく、守備の安定感も際立ち、最終的には2位の広島に勝ち点14もの大差をつけた。しかも最多得点、最少失点を記録する“完全優勝”だった。

 なかでも際立ったのは家長昭博だろう。6得点・7アシストの数字だけでなく、シーズンを通して安定したパフォーマンスを続け、大事な試合で結果を出す勝負強さも見せつけた。このレフティの存在が、川崎Fの連覇の要因になったことは間違いない。

 一方、最終的には2位となったものの、広島の失速が川崎Fの連覇をお膳立てした点も見逃せない。開幕から9戦無敗と圧倒的な強さを示し、ワールドカップ中断明け後も粘り強く勝点を積み重ねていた。ところが第26節のサガン鳥栖戦に敗れて以降、9戦未勝利(2分7敗)のままシーズンを終えている。

 城福浩新監督のもと、堅守を構築し、最前線のパトリックを生かす戦いで、結果を残してきた。しかし、シーズン終盤に守備の強度が低下し、パトリック頼みの攻撃も機能不全に陥った。シーズンを通した安定感が足りず、完成度の点で川崎Fに大きく見劣りしたことは否めないだろう。

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