2018.12.2 05:03

名古屋笑った!奇跡15位浮上 混戦J1残留争い、最後にドラマ

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試合後にJ1残留が決まり、ガッツポーズを見せるFWジョー(中央)

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 明治安田J1最終節(1日、名古屋2-2湘南、パロ瑞)スタジアムに充満する重苦しい空気。ホームで2-2で引き分け、名古屋のプレーオフ行きが決まったと思われたが、終了の笛から2分30秒後だった。突然、ざわつき始めるスタンド。「磐田敗れる」の知らせがベンチにも届くと、一転してお祭り騒ぎとなった。

 「この1年間いろいろな変化があったけど、乗り切った。最後の1秒まで自分たちを信じて、残留できた」

 チームを救う2ゴールを挙げた元ブラジル代表FWジョーは、その瞬間に着ていたベンチコートで涙をぬぐい、喜びをかみしめた。

 16位名古屋は残留を争う14位湘南と直接対決。前半に2ゴールを奪われたが、ハーフタイムに風間監督が「単調にならずに、自分たちのサッカーをしよう」と指示。落ち着きを取り戻すと後半はジョーの2度のPKで追いついた。2003年にウェズレイが記録した22点のクラブ記録を上回り、24点でJ1得点王に輝いた。

 W杯開催による2カ月の中断期間前、名古屋は2勝3分け10敗で最下位だった。それでもジョーの復調や選手補強の成功で巻き返した。16年まで指揮した古巣・川崎に助けられた形の風間監督は、「追い付いたことで神様はご褒美をくれたと思う。(川崎の鬼木監督に)何か連絡を入れなきゃ」。試合後のセレモニーでは来季の続投が発表された。2年前、湘南に敗れてJ2降格が決まった瑞穂で同じ轍を踏むことなく、シーズンを終えた。 (一色伸裕)

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