2018.11.20 10:00(1/3ページ)

【平成の真実(1)】“野人”岡野氏が語った「ジョホールバルの歓喜」

【平成の真実(1)】

“野人”岡野氏が語った「ジョホールバルの歓喜」

特集:
平成の真実
岡野雅行氏

岡野雅行氏【拡大】

 来年4月末で30年余りの歴史に幕を閉じる平成。時代を象徴する数々の名場面を回顧し、新事実を発掘する大型連載「平成の真実」をスタートする。第1回は平成9(1997)年11月16日、日本がサッカーW杯初出場を決めた「ジョホールバルの歓喜」。98年フランス大会のアジア第3代表決定戦でイランと対戦した。延長後半にゴールデンゴールを決めた岡野雅行氏(46)=現J3鳥取GM=が、日本の歓喜の陰で繰り広げられていたイランの“怪行動”を振り返った。 (取材構成・宇賀神隆、一色伸裕)

 新たな歴史の扉が開いた。イランとの死闘は2-2で延長に突入。その後半13分。MF中田英寿のシュートをイランGKが弾いたところをFW岡野がスライディングしながら右足でゴール。日本が初のW杯出場を決め、“野人”岡野がベンチに向かって駆けだした、その瞬間だった。世に言う「ジョホールバルの歓喜」が吹き飛ぶほどの“怪行動”をイランが起こしていた。

 「おいおいって感じだったよ。一瞬ね」

 ちょうど21年前の光景を岡野が笑いながら振り返った。喜びに沸くベンチに自身が飛び込んだ直後。ピッチに目を移すとイランはセンターサークル内にボールをリセット。試合を続けようとしていたのだ。

【続きを読む】

  • W杯初出場を決めた日本。岡田監督(前列中央)らの歓喜の声がジョホールバルの夜空に響いた
  • 歓喜に沸く日本ベンチ(奥)。だが、イランの選手(手前)は確かにピッチ中央に集まっていた
  • 日本がイランを下し、初の本大会出場を決めたことを報じる平成9年11月17日付サンケイスポーツ1面
  • フランスW杯アジア第3代表決定戦・日本代表メンバー
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