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大混戦J2、上位7チームが絡む白熱昇格争いの行方を占う

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 ■6位・アビスパ福岡(勝ち点66、得失点+15)

 上位7チーム間での勝率悪。守備の立て直しを

 福岡は2015シーズンの前回昇格時から指揮を執る井原正巳監督の4年目のシーズン。多くの上位チームと同様に手堅い戦いで上位をキープしてきたが、ここ3試合連続で2失点を喫するなど耐久力に不安がある。特に前節は町田を相手に70分に先制したものの、わずか6分の間に2点を奪われ逆転負け。好調な時期は常に少数失点を維持しているチームだけに、早急に守備を立て直さなければプレーオフ進出の先は見えてこない。

 特に今季は上位7チーム間での勝率が非常に悪く、後半戦では大分と大宮を相手に勝利を収めているものの、12試合で2勝4分6敗という成績。まずは手堅く戦うためのベースとして失点数の多さを改善し、ベストに近い状態に戻してからプレーオフに臨めるようにしなければならないだろう。

 ■7位・大宮アルディージャ

 プレーオフ進出のためには他チームも関係

 そして7位の大宮。大分にシーズンダブルを達成し、町田をホームで破るなど戦力的に高いレベルのチームであることは間違いないが、好調が長く続かない傾向もあって煮え切らない順位のまま終盤戦を迎えてしまった。

 三門雄大、大山啓輔のダブルボランチを中心に攻守をオーガナイズし、前線には得点ランクトップ・大前元紀が君臨する布陣は強力で、ハマったときには格上と目される相手にも内容・結果ともに上回れるポテンシャルがあるだけに、何が起こるか分からないトーナメント方式のプレーオフとの相性は悪くないと言える。

 現時点で7位とプレーオフ進出のためには他チームの結果も関係してくるが、まずは目の前の2試合で勝ち点6を積み上げるしかない。ここ3試合で2分1敗と失速しているだけに簡単なことではないものの、良い意味で開き直って戦うことができれば希望も見えてくるはずだ。

 果たして、最後にどこがJ1への切符をつかむのか--。各チームを分析しても、ここまでまったく予想のつかないシーズンは珍しい。ましてや今季はJ1参入プレーオフという形でJ1・16位も絡んでくるのだから、なおさらだ。

 ともあれ上位7チームにはそれぞれシーズンを通してのドラマがあり、さまざまな浮き沈みを経て現在の順位でリーグ最終盤を迎えた。最終的な結果がどうなるにせよ、全員が悔いのない形でシーズンを終えられるように、すべてを出し尽くす白熱の“ラスト2”に期待したい。

 文=片村光博(Goal.com)

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