2018.10.30 12:45

【サッカーコラム】川崎・斎藤学、チームのリーグ2連覇へフル稼働誓う

【サッカーコラム】

川崎・斎藤学、チームのリーグ2連覇へフル稼働誓う

特集:
No Ball, No Life
川崎・斎藤学

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 【No Ball、No Life】川崎は20日のリーグ戦で神戸と激突。5-3で打ち合いを制し、リーグ2連覇へ大きく近づいた。今季、横浜Mから移籍したMF斎藤学(28)が挙げたリーグ戦では移籍後初となる得点がチームに流れを呼び込んだ。

 「1点取ったけど自分的にはまだまだ。5月から復帰しているので10月から結果を出しても自分としては遅い」

 リーグ戦では5月5日以来、約5カ月半ぶりの先発出場を果たし、結果を残したにもかかわらず自己採点は辛口。2-3で1点を追う後半20分にパスを受けるとドリブルで敵陣深くに切り込み、左足でシュート。ボールは右のポストに当たりゴールに吸い込まれた。

 ゴールを決め、両手を広げて喜びを表現する斎藤のもとに多くのチームメートが駆けつけ、サポーターも大きな歓声と拍手で祝福。MF中村憲剛が「待ちくたびれたけど、学がどれだけ苦しんでいたか知っているし、あの1点がチームとしても絶対にいけると思わせてくれた」と試合後に語った通り、この得点でスタジアムの雰囲気が一変した。

 長いトンネルを抜けた。昨年9月に右膝前十字靱帯(じんたい)を損傷し、その傷を抱えたまま今年1月、川崎に移籍。その後も出場機会に恵まれないなか久々に回ってきた先発の機会を物にした。中村が「1点取ったあとのプレーが本当の斎藤学」と言うよう斎藤は肩の荷が下りたかのように軽快なプレーを連発。同36分に退くまでに得意のドリブルで何度も敵陣に切り込んだ。

 「まず試合に出ることが大事。少しでも試合に出られるようにしたい」と残り試合でのフル稼働を誓った斎藤。その言葉通り24日の天皇杯準々決勝、山形戦にも先発出場した。

 パス主体の攻撃にアクセントをつける最後のピースが加わった川崎。リーグ戦は残り4試合、早ければ来月10日にも連覇が決まる。(山下幸志朗)

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