2018.10.23 12:00

【サッカーコラム】森保ジャパン、3連勝の秘密は「同じ目線」

【サッカーコラム】

森保ジャパン、3連勝の秘密は「同じ目線」

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森保監督

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 【No Ball、No Life】「森保ジャパン」が絶好調だ。9月と10月の親善試合3試合、コスタリカ、パナマ、ウルグアイ相手に3連勝。これ以上ないスタートを切った。

 これほど強くて頼もしい日本代表を見るのは初めてかもしれない。いったい何が変ったのか。目に見えて変ったことは、監督の交代。W杯ロシア大会の西野朗監督(63)から、森保一監督(50)へバトンが渡った。そして森保イズムが浸透してきた結果が、3連勝につながった。

 とくに、FIFAランキング5位のウルグアイ戦の勝利は圧巻だった。試合前、指揮官は「同じ目線で戦ってほしい」と選手を激励して送り出した。相手はW杯ロシア大会ベスト8だが日本だってベスト16。ひるむことはないというわけだ。結果は4-3。打ち合いを制した。

 同じ目線。それが、森保サッカーのキーワードなのかもしれない。試合に勝つと「選手ががんばってくれた」と選手をねぎらう。負けても選手の責任にはしない。監督が“上”で、選手が“下”という発想はみじんもない。広島監督時代もそうだった。かつての教え子は「プライベートでも相談に乗ってくれる兄貴みたいな人」。さらに「いつもぼくたちと同じ目線で話をしてくれる」との証言もあった。

 もちろん、ピッチの上では妥協しない。10月ラウンドでは攻撃の連係を徹底した。MF中島、MF南野、MF堂安という若い2列目の連係を何度も確認。1トップのFW大迫やボランチ陣がそこに絡んだ。選手目線に立って指導し、納得いくまで練習を繰り返した。

 今回の3連勝の要因は森保監督の的確な選手選考や指導があったからという見方もできる。だが偉ぶるところはまったくない。偉そうに指示を出し「オレの言うことを聞け」という外国人監督がいたが、そんな監督とは天と地ほどの差がある。森保ジャパンの躍進が楽しみだ。(宇賀神隆)

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