2018.9.25 21:41(2/3ページ)

浦和が見せた3ボランチの可能性 柏木陽介復帰で見えたACLへの道すじ

浦和が見せた3ボランチの可能性 柏木陽介復帰で見えたACLへの道すじ

浦和が見せた3ボランチの可能性 柏木陽介復帰で見えたACLへの道すじ

浦和が見せた3ボランチの可能性 柏木陽介復帰で見えたACLへの道すじ【拡大】

 23分に決まった青木拓矢の先制ミドルも柏木が起点だった。柏木が左サイドでボールを持ち、中へクロスを供給。相手にクリアされたが、長澤がセカンドボールを奪って、走り込んでいた青木が右足一閃。さらに36分、柏木はスピードあるドリブルでPA左に持ち込むとクロスを送る。DFに跳ね返されたが、そのこぼれ球を再び拾い、深い切り返しで相手をかわして左足シュート。これはDFのブロックに遭ったものの、独特の間合いで相手を翻弄した。

 すると42分、10番が魅せる。敵陣中央でボールを受けた柏木は、DFの背後に走り抜ける興梠へロングパス。これを興梠が決めて追加点を手にした。長短、タイミングすべてが完璧だったパス。本人も「今年一番のアシストだった」と自画自賛しながら、「あれを決められるのは慎三だけ。慎三の能力を信じて出したし、信頼関係があったのが大きい。最高のアシストと、最高のゴールになった」と喜んだ。決めた興梠も「陽介じゃないとああいうパスは出せない。陽介だからこそ、ああいう動き出しを自分もするし、出てくるのを信じて僕は走っただけ」と、息の合う連係を見せた。

 さらに浦和は後半序盤にも相手のミスを逃さなかった武藤が2試合連続ゴールをマークすると、76分には柏木のクロスに長澤が強烈ヘッドを決めて勝負あり。コンディションは決して万全な状態ではなかったものの、復帰戦で2アシストと柏木はこれ以上ない存在感を披露した。

 ■垣間見えた3ボランチの可能性

 柏木を先発させ、3ボランチを形成した狙いについてオズワルド・オリヴェイラ監督は「守備を安定させるため」と説明する。前節・横浜FM戦では、青木と長澤のダブルボランチだったが、相手に圧倒的なポゼッションを許し、セカンドボールも思うように拾えなかった。

 スタイルこそ違うものの、同じくポゼッションサッカーを推し進める神戸に対して浦和は中盤を1枚増やしてフリースペースを与えずタイトな守備を遂行。3ボランチが流動的にポジションを変えて、神戸の背後への抜け出しや縦パスを警戒することで、神戸を機能不全にし、ほぼビッグチャンスを与えることはなかった。

【続きを読む】

  1. サンスポ
  2. サッカー
  3. Jリーグ
  4. 浦和が見せた3ボランチの可能性 柏木陽介復帰で見えたACLへの道すじ