2018.9.15 23:46

アトレティコ、“史上最強”の期待に反してクライシス突入 エイバルとドローで優勝戦線から脱落か?

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アトレティコ、“史上最強”の期待に反してクライシス突入 エイバルとドローで優勝戦線から脱落か?

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 14日のリーガ・エスパニョーラ第4節、Aマドリードは本拠地ワンダ・メトロポリターノでのエイバル戦を1-1のドローで終えた。

 “史上最強の陣容”を揃えたと言われたアトレティコだが、リーガ第3節までの成績は1勝1分け1敗と低調で、全勝を貫くRマドリード&バルセロナに早くも勝ち点5差をつけられている。スペイン『マルカ』は、アトレティコが優勝戦線に残るためには勝利以外の選択肢はないとして、このエイバル戦を「9月に迎えたもう一つの決勝戦」と銘打った。

 とはいえ「9月の決勝戦」に臨むには、ベンチメンバーが心許ない状況。アリアス、ビトロ、カリニッチが負傷でサビッチが出場停止(&負傷中)、さらに試合直前にリュカ・エルナンデスが虫垂炎の疑いで病院に搬送されて、シメオネ監督が戦力に数えられるトップチームの選手は16人のみとなった。アルゼンチン人指揮官はGKオブラク、DFフアンフラン、ヒメネス、ゴディン、フィリペ、MFコケ、ロドリゴ、サウール、ルマル、FWグリーズマン、ジエゴ・コスタをスタメンとして起用している。

 第3節までの枠内シュート数がわずか5本のアトレティコはこの試合、立ち上がりに縦に速い攻撃からフィニッシュに持ち込む意識をうかがわせた。が、パス精度が悪さが際立ち、なかなか決定機を創出できない。それでも個人突破からグリーズマン、CKからサウールが枠を捉えるシュートを放ったが、GKディミトロビッチのセーブに遭った。アトレティコはその後、ロドリゴの巧みなビルドアップが光りながらも前線の選手たちがその輝きを生かすことができず、無得点のまま前半を終えた。

 後半、アトレティコは勢いよく攻撃を仕掛けたものの、D・コスタ、ゴディンらのシュートはことごとくディミトロビッチに弾かれる。シメオネ監督は59分に最初の交代カードを切り、ルマルに代えてアンヘル・コレアを投入。さらに71分にはロドリゴも下げて下部組織のストライカー、19歳ボルハもピッチに立たせた。しかし、攻守両面で存在感を発揮していたロドリゴの交代に観客は大反対。第4審判が掲げた交代ボードにロドリゴの14番が表示されると、シメオネ監督に対するブーイングが飛んでいる。

 雑然とするメトロポリターノで、アトレティコは攻撃のアイデアを欠き停滞。そして87分にはエンリチのゴールを許してしまい、スタジアムはついに静まり返ってしまった。困窮するアトレティコは94分、ロドリと交代したために華々しい公式戦デビューを果たせなかったボルハが、自ら歓声を呼び込むゴールを記録。だが1-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれると、結果に満足できない観客はボルハに対する称賛から一転、多量の指笛でもってチームを非難している。

 「9月の決勝」を物にすることができず、クライシスに突入したことを感じさせるアトレティコ。シメオネ監督は試合終了後、批判を甘んじて受け入れるようにセンターサークルまで赴いて、ファンに挨拶。それから一人、ロッカールームへと続くトンネルへ姿を消している。

 ■試合結果

 Aマドリード 1-1エイバル

 ■得点者

 Aマドリード:ボルハ(94分)

 エイバル:エンリチ(87分)

(Goal.com)

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