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良い仕掛けだけでいいのか? 結果の世界で生きる堂安のプロセス、南野のゴール

良い仕掛けだけでいいのか? 結果の世界で生きる堂安のプロセス、南野のゴール

特集:
堂安律
南野拓実
良い仕掛けだけでいいのか? 結果の世界で生きる堂安のプロセス、南野のゴール

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 「海外に行って感覚が変わってきて、調子良くても点取らんかったら自分が調子悪いみたいな感じになる。100か0か。だから今は0です」

 別に個人的に内容を全否定しているわけではない。

 「初戦としては(連係面が)良かったと思うし…」と言うように、そもそも堂安に二つの決定機が生まれた攻撃の流れ自体は、急造コンビネーションとは思えないもの。プロセスを評価する日本的な発想に基づけば、決め切れなかったことだけにフォーカスし過ぎるのはむしろ良くないことだとされるかもしれない。ただ、やっぱり堂安は言う。

 「点、取れなかったんで」

 試合前にもこうした発想・価値観の変化を裏付けるようなコメントを残している。

 「たとえば、89分自分の調子が悪くても残り1分で点を取れるという感覚が今の自分にはある。もちろん90分通していいプレーできるのが一番いいんですけれど、最悪そういうふうになってもいいという感覚がある」

 よく言われる「決定力不足」の源泉も、こうした考え方を裏返したところにあるのかもしれない。

 「良い崩し」「良い仕掛け」があれば、「たとえ決まらなくとも」評価される世界と、どれほど良いプロセスがあろうと「決まらないことには」評価されない世界があったとき、どちらでより「決める」能力を持った選手が育ってくるかと言えば、やはり後者の世界だろう。

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