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日本代表が躍動した理由…個性を最大限に引き出した森保監督のアプローチ

日本代表が躍動した理由…個性を最大限に引き出した森保監督のアプローチ

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日本代表が躍動した理由…個性を最大限に引き出した森保監督のアプローチ

日本代表が躍動した理由…個性を最大限に引き出した森保監督のアプローチ【拡大】

 「西野監督から多くのことを学んだ」というのは、この辺りのことを言うのだろう。それゆえ、昨年12月に発足したU-21日本代表では真っ先に3-4-2-1をレクチャーしたが、ワールドカップ後の今回は、形から入るのではなく、選手たちの個性を最大限に引き出すというアプローチをしたのではないか。

 かつて森保監督の指導を受け、キャプテンに任命された青山敏弘(広島)が指揮官の思いを代弁する。

 「森保さんの色がそこまで出ていないのはたしか。ただ、勝負にこだわるというところでは、一番可能性が高いのが今日のシステムや組み合わせだと思って、この形にしたんだと思う」

 新監督にとって初陣というのは、所信表明の場だ。その初陣から、森保監督のこんな所信表明、選手たちへのメッセージがたしかに感じ取れた。

 3-4-2-1と決めつけないで。臨機応変に、対応力を持って戦っていくんだぞ--。

 やりやすいシステムで戦うから、原理・原則を守ったうえで、自分の持ち味を存分に発揮するんだぞ--。

 臨機応変に、対応力を持って戦うためには、複数のシステムを併用する必要がある。おそらくこの先、3-4-2-1に取り組むときが来るはずだ。指揮官が日本人の良さを引き出せるシステム・戦術だと思っているのだから、なおさらだ。

 しかし、この初陣においては、前任者の影響を受けたという指揮官自身の学びの証でもある4-2-3-1という舞台装置が、2 列目のアタッカーたちを、新生日本代表を、よりいっそう輝かせたのは、間違いない。(Goal.com)

 文=飯尾篤史

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