2018.9.9 01:41

ベティスの伝説ホアキンが“ウリオ”の愛称で親しまれる理由は?

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 現在37歳のベティスの生ける伝説MFホアキン・サンチェスだが、スペインでは“ウリオ”との愛称で親しまれている。その愛称は、自身の嘘に端を発して生まれたものだった。

 ベティスの下部組織出身で、2000年から2006年まで同クラブの看板選手としてプレーした後、バレンシア、マラガ、フィオレンティナを渡り歩き、2015年にベティス復帰を果たしたホアキン。現在37歳ながらキケ・セティエン監督に重用され、ベティスファン、ひいてはスペインの全スタジアムから喝采を浴びるベティスの生ける伝説である。

 そんなホアキンは、スペインで“ウリオ”の愛称によって知られている。その愛称はアンダルシア人らしく、ひたすら陽気な彼の性格があってこそ生まれたものだった。

 ホアキンはマラガ時代、スペインのテレビ局『セクスタ』とのインタビューに応じ、趣味を聞かれて真顔で「テニスだね」と答えた。すると、そのインタビューを端から見ていた当時のチームメート、ジュリオ・バチスタが撮影を中断させるような勢いで爆笑した。ホアキンは「何なんだよ、こいつ」とぼやいていたが、バチスタは「こいつは一回もテニスをプレーしたことがない。なのにテニスって言ってるぞ!」と、テニスという趣味が真っ赤な嘘であることをばらしている。

 ホアキンは結局、嘘をついていたことを認めて「ラケットの握り方すら知らねえよ」と爆笑しながら白状。そして「ジュリオ(Julio)」とバチスタを呼びかけようとしたところ、間違えて「ウリオ(Hulio)」と呼んでしまった。このインタビューはスペインで一気に有名となり、それとともにホアキンは“ウリオ”と呼ばれるようになったのだった。

 なおホアキンは後に、「責任は僕にあるわけじゃない。そのジュリオ、いや、“ウリオ”って奴のせいだ。もちろん僕は嘘をついたけど、あいつが横槍を入れなければ、僕の趣味はテニスということでインタビューは無事終わっていたはずなんだ」と振り返っている。

 いずれにしてもホアキンは、この愛称をいたく気に入っている様子。今季には「道でもホアキンじゃなくて“ウリオ”って呼ばれるんだよ。“ウリオ”ってユニに記していいか、リーガに聞いてみるよ」と、“ウリオ”の名で選手登録することを真剣に検討していた。結局、登録名をホアキンのままにしたベティスの生ける伝説は、先のセビリアダービーでは決勝点を記録。スペインメディアは「ウリアッソ(衝撃の“ウリオ”)!」「それだ“ウリオ”」「“ウリオ”が試合を決める」など、愛すべきキャラクターのホアキンをその愛称でもって称賛した。(Goal.com)

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