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森保ジャパン、決して忘れることのできない紅白戦

森保ジャパン、決して忘れることのできない紅白戦

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森保JAPAN
森保ジャパン、決して忘れることのできない紅白戦

森保ジャパン、決して忘れることのできない紅白戦【拡大】

■ピッチ内で見せた強い気持ち

 ファンの歓声に迎えられた選手たちは一様に笑顔を浮かべ、そして自分たちがやるべきことを再認識して気を引き締めていた。

 初めて日本代表に選出された天野純も「紅白戦ではありましたけど、今日は僕らが一生懸命プレーすることで(被災された)皆さんに勇気を与えたいと思いながらプレーしました。最後も一緒に写真も撮りましたし、すごく喜んでくれたので非常に良かった」と早くも意識を高めている様子がうかがえた。

 森保監督からキャプテンに任命されたことを明らかにした青山敏弘も、選手たちがピッチ内で見せた強い気持ちを感じ取っていたという。

 「本当は札幌ドームで試合をしたかった。でも、今日は誰一人歩いている選手はいなかったし、本当に集中したいい練習になった。紅白戦も思っていた以上にハードでテンポの早い試合になったし、練習でこれほどテンポが上がることはなかなかない。自然と集中してそうなったし、気持ちがこもっていたって言っていい。みんながそういう気持ちを持ちながらプレーできたと思う」

 試合を見ていたのは、札幌ドームを埋め尽くす4万人の大観衆ではなかった。だが、大変な状況を差し置いてでも日本代表を見に来てくれた人がいる--。

 プロサッカー選手として、日本代表としてやるべきこととは何か。選手たちは、それを改めて考えたはずだ。森保ジャパンが初めて公開した11対11の紅白戦は、テレビ中継もされず、わずかな観客だったかもしれない。だが、この試合が選手たちの意識に与えたものは大きかったはず。森保監督にとって、そして合宿に参加していた選手たちにとって、決して忘れることのできない紅白戦になったのではないかと思う。

 文=青山知雄 写真提供=日本サッカー協会(Goal.com)

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