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西日本豪雨も“体験”青山新主将「言葉にならない」…スポーツ界にも北海道地震余波

西日本豪雨も“体験”青山新主将「言葉にならない」…スポーツ界にも北海道地震余波

市街地に突然、日本代表!! 地震で練習が中止になった選手は、ホテル周辺を散歩した(撮影・蔵賢斗)

市街地に突然、日本代表!! 地震で練習が中止になった選手は、ホテル周辺を散歩した(撮影・蔵賢斗)【拡大】

 サッカー・日本代表合宿(6日、札幌市内)日本協会は6日、「平成30年北海道胆振(いぶり)東部地震」により、森保ジャパンの初陣、日本-チリ(7日、札幌ド)の国際親善試合を中止にすると発表した。札幌市内に滞在中の日本とチリの両チームでは、全員の無事が確認された。MF青山敏弘(32)=広島=は「言葉にならない」と絶句。7月の西日本豪雨も“体験”した新主将は改めて、被災地へサッカーでの恩返しを誓った。

 未明の大地震で、札幌ドームで開催予定だった国際親善試合が中止になった。宿泊先ホテルで被災した主将MF青山は、言葉を絞り出した。

 「言葉にならない」

 W杯ロシア大会メンバーに招集されたものの負傷で離脱。森保ジャパンの初陣となるはずだった7日のチリ戦は、青山にとっても特別な試合だった。

 この日、選手らは中止発表前の午後4時過ぎに宿泊ホテル周辺を散歩し、約40分間のウオーキングで体をほぐした。「自分たちのできることを確認した。みんなに勇気や元気を与えられればいい」と、選手全員で話し合った。

 7月には広島でも辛い災害に遭った。西日本豪雨。広島県内だけでも50人以上が犠牲になった。青山は「広島でもあったし、最近では台風も…」。自然災害の恐ろしさを知る主将は、滞在先の北海道で起きた未曾有の天災で犠牲になった方々を悼んだ。

 日本協会によれば11日のコスタリカとの国際親善試合(パナS)は、開催する予定だという。

 「今はサッカーはやれない。でも、サッカーをやらなきゃ自分たちは何も発信できない。その使命感は持っている」

 青山は無念さや悲しみを押し殺し、次戦に向けた準備を進める。 (宇賀神隆)

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  • 森保監督=札幌市厚別区(撮影・蔵賢斗)
  • 選手を集める森保一監督(中央)=札幌市厚別区(撮影・蔵賢斗)
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