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パストーレを売却して獲得したのはチュポ=モティング?PSGの奇妙な移籍市場

パストーレを売却して獲得したのはチュポ=モティング?PSGの奇妙な移籍市場

パストーレを売却して獲得したのはチュポ=モティング?PSGの奇妙な移籍市場

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 ■PSGに立ちはだかる問題

 一つにはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の問題がある。新オーナーによるここ数シーズンのとんでもない支出は人々の注目を浴びてきた。そしてまたその話題に注意が向いている。

 PSGの野望は大きい。FFP違反は、彼らのヨーロッパでの勢いを削ぐことになるだろう。

 パストーレはゴンサロ・ゲデス、ユーリ・ベルチチェ、オドソンヌ・エドゥアール、そしてジョナタン・イコネらとともに売られた。ジョバンニ・ロ・チェルソとグジェゴシュ・クリホビアクは200万ユーロ、100万ユーロでそれぞれレンタルに出された。こうした放出によって、金銭面で奔放だったフランス王者がバランスを取り始めたのだった。

 だが単純な収支バランス以上に、目が向いてしまうのは、獲得に対するプロジェクトの稚拙さ。セルタのMFスタニスラフ・ロボツカと夏の間交渉を行っていたが、合意に至ることはなく公式発表は行われなかった。

 加えて、広大なネットワークを張っており、ターゲットを選ぶにあたってフォーカスを絞るということがない。その乱射する手法は選手に市場評価額以上を支払ってきたチームでうまく機能していない。カタール・スポーツ・インベストメント(PSGのオーナー企業)には選手の市場価値を正しく判断できる人はいないのだろうか。

 ティロ・ケーラーに3700万ユーロを支払うことに、他のチームはどんな反応を示すだろう?

 先に書いた通り、ボアテングはパリ行きに向けて動いていた。だがケーラー獲得に動いたスポーツディレクターのアンテロ・エンリケの無関心なアプローチによってこの交渉は破談になったと、後にバイエルン側から明かされている。

 結局、PSGは昨シーズンと似たような状況になりつつある。強力なチームを擁し、再びリーグ・アンの頂点に至る道だ。だがチャンピオンズリーグはどうだろう? おそらくリーグタイトル以上に、それがクラブの最大の目標のはずだが。

 文=サブリナ・ベラルミ/Sabrina Belalmi(Goal.com)

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