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「サッリ・ボール」で華麗に変身!魔法のかかったチェルシーが面白い

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 ■チェルシーにかかった“魔法”は消えない

 サッリはまだまだパスワークの正確性やスピード、そして90分間の持続性に関しては向上の余地があると認めているし、もちろん現時点で新チームが完璧だと言うつもりはない。危なっかしい場面が散見されるセットプレーの守備は改善すべきだし、ジョルジーニョが負傷や出場停止で抜けた場合のプランBが試されるシチュエーションもまだない。

 また、アンカーにジョルジーニョを置いたことでカンテがより高い位置で攻撃に絡むようになったが、必然的に自陣で彼のボールハンターぶりが発揮される場面が減った。ジョルジーニョが前やサイドに釣り出された際の中央スペースをどう埋めるか、という課題もある(実際、アーセナル戦ではそのエリアからヘンリク・ムヒタリアンにゴールを許した)。

 それでも、たった数カ月でチェルシーに“魔法”をかけ、単純に「見ていて楽しい」チームに変身させてしまったサッリの手腕には恐れ入るばかりである。プレミア初挑戦の指揮官がチームの改革に乗り出した1年目。そう考えれば、サポーターでさえ今季の現実的な目標はトップ4返り咲きだと認めるはずだ。しかし、時に美しいパフォーマンスで観衆を沸かせながら、試合終盤のゴールで粘り強く白星を重ねていくブルーズの姿を見ていると、まだ4試合を消化したに過ぎないとはいえ、このまま優勝争いを演じても不思議はないように思えてくる。

 文=大谷駿(Goal.com)

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