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「理想郷」見つけた宇佐美貴史、漂う本格ブレイクの予感

「理想郷」見つけた宇佐美貴史、漂う本格ブレイクの予感

特集:
宇佐美貴史
「理想郷」見つけた宇佐美貴史、漂う本格ブレイクの予感

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 ●立ち位置

 サイドハーフのレギュラー候補

 ●個人での目標

 年間を通してレギュラーとして活躍

 ●ポジション争いのライバル

 ベニート・ラマン、ドディ・ルケバキオ

 ■シーズン佳境に地元紙が「昇格のキーマン」に指名 

 フットボーラーにとって環境はきわめて重要だ。チームスタイルに合わない、あるいはレギュラー陣の高い壁に阻まれるなどの理由から、豊かな才能を持て余している選手は少なくない。2016-17シーズンまでの宇佐美貴史もそうだった。フィジカルに長けたアタッカーを重宝するマヌエル・バウム監督率いるアウグスブルクで出番に恵まれず、かつてバイエルンに見初められた才能は完全に埋没していた。16-17シーズンの成績は、11試合出場でノーゴール。ピッチに立ったのはわずか437分に過ぎなかった。

 アウクスブルクで居場所を失った宇佐美は、17年夏にフォルトゥナ・デュッセルドルフにレンタル移籍を果たす。J2でプレーした2013年以来、キャリア二度目となる2部での戦いを決意したのは、なにより出場機会を渇望していたからだ。そして、シーズン前半こそレギュラー定着に至らなかったが、途中出場した第23節のグロイター・フュルト戦から4試合連続ゴールと躍動。「普段のトレーニングからハイパフォーマンスを見せなければならない」というフリートヘルム・フンケル監督の要求に応えたと同時に、個人練習でキック精度を高めた結果、シュートやパスの質が上がり、チームに欠かせないアタッカーへと変貌を遂げた。

 シーズンの佳境に地元ライニッシェ・ポスト紙から、チームメイトだった原口元気とともに「昇格レースのキーマン」として取り上げられるまでになった宇佐美は、左右のウイングに加え、トップ下を柔軟に務め、最終的に28試合出場で8ゴール・3アシストをマーク。デュッセルドルフの1部昇格に大きく貢献した。

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