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完全復活を遂げた仕事人 鹿島・山本が見せるプロフェッショナルとしての真骨頂

完全復活を遂げた仕事人 鹿島・山本が見せるプロフェッショナルとしての真骨頂

完全復活を遂げた仕事人 鹿島・山本が見せるプロフェッショナルとしての真骨頂

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 ■4カ月ぶりの先発。久々に果たした任務遂行

 「コンディションはまだまだですけどね。今できる中で、やれることはしっかりとできたんじゃないかと思います。チームのために」

 実直なプロフェッショナルはいつものように、淡々と言葉を連ねていた。名古屋グランパス戦で喫した4失点、断行された4名の先発変更。4カ月ぶりの先発復帰、その舞台には幾多もの困難が散りばめられていたに違いない。

 それでも、まとわりつく湿気とコントラストを描くかのように、山本脩斗は冷静沈着だった。

 「後半は押し込まれる時間が長くなってしまいましたけど、こういう暑さと連戦の中で『全員で勝とう』と話していましたから」

 走り抜いた90分を描き出し、「勝ててよかったです」と続ける。久々に果たした任務遂行、その意味を噛み締めているかのようだった。

 「アクシデントもありましたけど、守備の部分でやることは変わりませんからね。しっかりと前の選手を動かしながら、声を掛け合いながらプレーできたと思います」

 アントラーズを襲ったのは、じめじめとした暑さだけではなかった。3ポイントへ到達するまでに、思いがけない事態が二度も発生。ハードタックルを受けた安部裕葵、そして安西幸輝が苦悶の表情でピッチを後にした。左サイドハーフを務めた若武者たちの相次ぐ負傷は、山本にとっては“相棒”の変更に他ならなかった。

 安部、安西、そして永木。いずれも高い能力を備え、特長や傾向も異なる3人のパートナーとともに、秩序と組織を保ち続ける。

 「誰が出ても、同じサッカーができるように」。誠実なプロフェッショナルの姿が、そこにはあった。

 「これだけ長い期間、試合に出ないというのは経験したことがないですね」

 ■ケガを乗り越え戻ってきた仕事人

 過去4年で165試合に出場した山本にとって、アントラーズ加入5年目は思いもよらない道のりとなってしまった。4月11日、突然襲いかかってきた悪夢。FC東京戦、開始早々にピッチへ倒れ込む。左膝後十字靭帯損傷で全治まで約3~4カ月。どんなに過酷な連戦でもプレータイムを刻み続け、時に陥る負傷者続出の苦境にあってもチームを支え続けてきた背番号16が、ピッチから遠ざかることとなってしまった。

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