2018.7.14 10:44(1/5ページ)

森岡隆三氏、イングランドを追い詰めたクロアチアの攻撃の圧/W杯

森岡隆三氏、イングランドを追い詰めたクロアチアの攻撃の圧/W杯

森岡隆三氏、イングランドを追い詰めたクロアチアの攻撃の圧/W杯

森岡隆三氏、イングランドを追い詰めたクロアチアの攻撃の圧/W杯【拡大】

 ■守備に絶対の自信を持つイングランド

 イングランドの基本フォーメーションは3-5-2。全員がプレミアリーグに所属し、前線には、プレミアリーグで、ここ4年で105ゴールを挙げた若きストライカー、ハリー・ケイン(トットナム)をはじめ、若いタレントが揃い、守備ではマンチェスターCのプレミア制覇に大きく貢献した若きディフェンスリーダー、ジョン・ストーンズを中心に、基本スタイルは堅守速攻型。ロシア大会ではこの準決勝を含めた全得点12のうち9得点がセットプレーと手堅く勝負強い印象のチームです。

 一方、クロアチアの基本フォーメーションは4-2-3-1。世界各国のリーグで活躍するビッグネームの中でも、バルセロナとRマドリード、世界を代表する2つのビッグクラブの心臓、イヴァン・ラキティッチとルカ・モドリッチを擁する攻撃陣は、万能ビルドアップ型であり、全12得点のうち流れの中からが9得点と多彩かつ積極的。対照的なチーム同士の対戦となりました。

 試合は序盤から大きく動きます。前線からボールを奪いに来るクロアチアに対し、ロングフィードを使い、全体を押し上げ、セカンドボールを回収して攻撃につなげるプランのあったイングランド。先制点はまさにセカンドボール回収に成功したところで得たフリーキックから生まれました。時間にして開始5分、キーラン・トリッピアー(トットナム)が見事に決め、先手を取りました。

 イングランドは守備時、自陣で、3-5-2から5-3-2もしくは5-3-1-1のブロックを形成。3バックシステムを使い、自陣でしっかりとしたブロックを作るチームの多くは、5-3-2ではなく5-4-1のブロックを形成します。その理由の一つは、中盤3人でピッチの横幅68mを守る、スライドするのはかなり厳しく、中盤3人の脇を使われたくないので、4人を並べ、スペースを埋めたくなることが挙げられます。

【続きを読む】

  1. サンスポ
  2. サッカー
  3. 海外代表
  4. 森岡隆三氏、イングランドを追い詰めたクロアチアの攻撃の圧/W杯