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【サッカーコラム】VAR、フェアプレーポイント、選手交代 システムを検証し議論が必要

【サッカーコラム】

VAR、フェアプレーポイント、選手交代 システムを検証し議論が必要

特集:
No Ball, No Life
ロシアW杯1次リーグ・イラン対ポルトガルで相手選手への肘打ちがVARで判定されイエローカードを受けるポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド(左)=25日、モルドビア・アリーナ(ロイター)

ロシアW杯1次リーグ・イラン対ポルトガルで相手選手への肘打ちがVARで判定されイエローカードを受けるポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド(左)=25日、モルドビア・アリーナ(ロイター)【拡大】

 【No Ball,No Life】サッカーで勝敗を分けるものはなにか? 対戦する両者の総合力、選手個々のクオリティ、監督力、戦術などいろいろある。必死に守ってシュート1本で勝つときもあれば、相手の2倍、3倍のシュートを放って負けるときもある。平戸藩9代藩主である松浦静山が剣術の指南書で「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」と述べているが、サッカーもまさにそのとおりの一面がある。

 調子が悪いのに、相手がさらに上をいく不調のときがある。なぜか2度、3度とバーやポストが助けてくれるときがある。一生懸命プレーしていたから。勝利への意欲が強かったから。そういった理由さえも当てはまらない勝利がときにはある。

 それはそれで“勝負はときの運”なので受け入れられる。だからサッカーに限らずスポーツは面白く、「こういう結果になるか」という驚きが常に起こる。

 ただ、どうしても受け入れられない力によって勝敗が決まってしまうケースがある。レフェリーの判定である。ワールドカップロシア大会はVARが導入され、とくにグループステージの前半では多くのケースで確認が行われた。同じように手に当たったケースでも、PKになるときがあればならないときもあった。

 イラン-ポルトガルでは終了間際にポルトガルのセドリクのプレーがVARによってハンドとされ、PKとなった。一方、アルゼンチン-ナイジェリアのやはり終了間際にあったアルゼンチンのロホの同じようなプレーはVARでハンドではないと判定された。どちらも身体から手が離れていて、セドリクは相手ヘディングが左手に当たり、ロホは自分でヘディングしたボールが左手に当たっている。

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