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【乾坤一筆】今だから語れる西野氏の魅力

【乾坤一筆】

今だから語れる西野氏の魅力

特集:
西野JAPAN
ベテラン記者コラム・乾坤一筆
ロシアから帰国し、記者会見するサッカー日本代表の西野監督=千葉県成田市

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 西野朗とはいかなる人物か。46日の活動では伝えられなかったエピソードを放出する。

 昭和53年、日立製作所でのサラリーマン1年目は人事部の女子採用係。短大に行って求人票を配るよう命じられた。「まだ会社のことはよく分かりません」と上司にいうと「いやいや、おまえが行けばいいんだよ」。もくろみ通り、大学サッカーの人気選手だった西野氏目当てに女子が急増。「ルックスよし」「アイシャドーが紫だからダメ」などと面接でペンを走らせる上司を見て、学生に申し訳ない気持ちがわいたという。

 女性にもてるのは、W杯での言動を見ても理解できる。試合の前日会見では穏やかな人柄が一変する。強敵のベルギーに対しても「弱点がたくさんある」などと強気で押す。一方で、試合後は言い訳や選手批判は一切しない。采配をたたかれても「おっしゃるとおり」とのみ込み、ポーランド戦の時間稼ぎも「ベンチワークの責任。後悔している」と言える人。自分の非を認めず、報道陣と丁々発止を始める外国人監督もいる中、ベンチでの無駄のない所作も含めスマートな印象が強かった。

 W杯前に、西野氏に監督業でもっとも大切にしている哲学を聞いた。

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