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【サッカーコラム】“6カ国目の正直”ボール回し何が悪い!素直に西野ジャパンをたたえよう

【サッカーコラム】

“6カ国目の正直”ボール回し何が悪い!素直に西野ジャパンをたたえよう

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ベルギーに敗れ、乾貴士らを労う西野朗監督=ロシア・ロストフナドヌー

ベルギーに敗れ、乾貴士らを労う西野朗監督=ロシア・ロストフナドヌー【拡大】

 日本代表新監督となった西野朗氏(63)への風当たりも強かった。5月30日のガーナ戦、6月8日のスイス戦はともに0-2で敗戦。「この結果に危機感はないのか。W杯本大会は大丈夫なのか」と質問されたが「危機感? ない」と強気に言い放った。6月12日のパラグアイ戦は4-2で勝利したものの、それが不安を一掃するものではなかった。

 そんな逆風が吹き荒れる中で、西野監督は1次リーグ突破を果たした。“6カ国目の正直”で、見事にジンクスを打ち破った。

 1次リーグ第3戦、ポーランド戦での“ボール回し”による時間稼ぎ。これは、国内外から批判を浴びた。国外からの批判は甘んじて受け入れるとしても、国内で批判する方々は、開幕前からのゴタゴタを忘れてしまったのだろうか。“勝てば官軍”とまでは言わないが、何もルール違反をしてまで勝ち上がったわけではない。ルールの中で戦ったわけだし、1次リーグ突破はレギュレーション通り。何も、批判する理由はないのだ。

 かりに、ポーランド戦で、ふつうに戦って、失点したり、イエローカードを3枚受けていたら、日本は3位になり、1次リーグ敗退だった。そうなっていたら「何やってんだ」や「もったいない」などという批判の声があふれ出ることは、容易に想像できる…。

 もっと、胸を張っていい。西野ジャパンの“快挙”を、もっと素直にたたえていいはずだ。(宇賀神隆)

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