2018.6.21 05:00

【数字は語るW杯】長谷部&柴崎パス出しで中盤制圧

【数字は語るW杯】

長谷部&柴崎パス出しで中盤制圧

特集:
柴崎岳
長谷部誠
前半、ボールを追う長谷部=ロシア・サランスク(撮影・中井誠)

前半、ボールを追う長谷部=ロシア・サランスク(撮影・中井誠)【拡大】

 ロシアワールドカップ1次リーグH組(19日、コロンビア1-2日本、サランスク)日本はピッチの中央を支配し、接戦を制した。公式データでボールを保持したエリアを見ると、ピッチを9分割した中盤の真ん中で日本が30%を記録したのに対し、コロンビアは10%台。このエリアから攻撃の組み立てを担う両チームのボランチ(守備的MF)のパスにも差が出た。

 日本はMF長谷部が76本のパスを出し、89%の68本を通した。MF柴崎も70本中60本と86%を成功させている。長谷部はMF乾へ8本、柴崎はMF原口へ9本と、同じサイドのアタッカーにボールを供給。トップ下のMF香川へは2人とも6本のパスを通し、攻撃の足掛かりをつくった。

 対照的に、開始3分で中軸のMF、C・サンチェスが退場したコロンビアは苦しくなった。もう一人のMFレルマは成功したパスの7割以上が守備的ポジションの選手へと消極的だった。トップ下として先発したMFキンテロも一列下がってパスでの組み立てに参加したが、27本のパスで成功したのは74%の20本と安定せず、後半14分に退いた。

 1-4と大敗した4年前の対戦でボランチのパス成功率は長谷部が68%、MF青山は62%と低かった。前回よりはるかに効果的に中盤を経由した攻撃を構築できたことが、勝利を引き寄せた。

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  • 前半、競り合う柴崎岳=サランスク(撮影・甘利慈)
  • 両チームのボランチからのパス分布
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